レーナード・スキナードのギタリスト、ゲイリー・ロッシントンが死去

レーナード・スキナードの創設メンバーでギタリストのゲイリー・ロッシントンが、3月5日、71歳で亡くなった。
バンドはその日、「僕らは今日、僕らのブラザー、友人、家族の一員であるソングライター/ギタリストのゲイリー・ロッシントンを喪った。ゲイリーはいま、天国でスキナードのブラザーたちやファミリーと再会し、いつものように素敵な演奏をしていることだろう」と、訃報を伝えた。
ロッシントンは2015年に心臓発作を起こし、2021年夏には心臓にステントを入れる緊急手術を受けていた。
ロッシントンは1964年に、ロニー・ヴァン・ザント(Vo)、ボブ・バーンズ(Dr)、アレン・コリンズ(G)、ラリー・ヤンストロム(B)と、後にレーナード・スキナードと名乗ることになるバンドを結成。現在まで在籍し続ける唯一のメンバーだった。
レーナード・スキナードは2018年、ラスト・ツアーを開幕したが、パンデミックにより中断せざるを得なくなると、あらためて音楽の大切さを実感したと引退を撤回。つい最近までライブ活動を継続しており、ロッシントンも術後は一部に参加していた。
レーナード・スキナードのオリジナル・メンバーたちは、ヴァン・ザントが1977年、コリンズが1990年、バーンズが2015年、ヤンストロムが2019年に永眠しており、これで全員がこの世を去ってしまった。
Ako Suzuki