ロックの殿堂入り式典、ジューダス・プリーストが7人体制でパフォーマンス
Photo by Justin Borucki
2022年度のロックの殿堂でミュージカル・エクセレンス・アワードを受賞したジューダス・プリーストが、土曜日（11月5日）、米ロサンゼルスで開かれた式典で元メンバーのK.K.ダウニング（G）、レス・ビンクス（Dr）とリユニオンし、7人体制でパフォーマンスした。
受賞の対象となったロブ・ハルフォード（Vo）、グレン・ティプトン（G）、イアン・ヒル（B）、スコット・トラヴィス（Dr）、ダウニング、ビンクスに現メンバーのリッチー・フォークナーが加わり、ギタリスト3人、ドラマー2人のラインナップで、「You’ve Got Another Thing Comin’」「Breaking The Law」「Living After Midnight」の3曲をメドレーでパフォーマンスした。ダウニングとプレイするのは2009年、ビンクスとは1979年以来だったという。
バンドの功績を称えるプレゼンターはアリス・クーパーが務め、彼はジューダス・プリーストを「メタル・バンドの決定版」「彼らは、俺らがいま知るヘヴィ・メタルのサウンドを定義づけた。彼らのサウンドは間違えようがない」と紹介した。
フロントマンのロブ・ハルフォードは、受賞のスピーチで「俺らは、自分達をヘヴィ・メタル・コミュニティと呼んでいる。それには全てが含まれる。性的アイデンティティ、外見、人種、信仰は関係ない。誰もがウエルカムだ。外側にいる人たちは俺らを見て、ちょっと怖く思うかもしれないが、俺らには、ヘヴィ・メタルが持つ力、エモーション、ヘヴィ・メタルに対する貢献、そして愛が全てだ。俺らはそれを50ヘヴィ・メタル・イヤーズ、掲げてきた」「音楽の喜びは永遠に生き続ける。それが、俺らがいまここにいる理由だ。俺らはヘヴィ・メタルのために生きている。音楽のために生きている。そしていま、ロックの殿堂を満喫している」と話したという。
ハルフォードはこの日、殿堂入りしたドリー・パートンのパフォーマンスにも参加し、パートン、ピンク、デュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、シェリル・クロウらと共演した。
If you didn’t catch the Rock & Roll Hall of Fame Induction Ceremony, you’ve got another thing comin’. Tune in on Saturday, Nov. 19 at 8:00 pm ET to catch the Ceremony on @HBO and streaming on @hbomax. #RockHall2022 Inductees @judaspriest. pic.twitter.com/3yQ9K3OWfY
— Rock Hall (@rockhall) November 6, 2022
Saturday 5th November 2022 – MICROSOFT THEATER
THE ROCK & ROLL HALL OF FAME
Amazing night – Judas Priest inducted into the Rock & Roll Hall of Fame….. pic.twitter.com/bSjpSm00dI
— Judas Priest (@judaspriest) November 6, 2022
Ako Suzuki
