ロックの殿堂、2020年度は式典の代わりに特別番組を放送

ロックの殿堂(Rock & Roll Hall Of Fame)は水曜日(7月8日)、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、今年は式典に代わり、殿堂入りするアーティストを称える特別番組を米HBOネットワークから放送すると発表した。
ロックの殿堂入りの式典は本来5月2日に開かれる予定だったが、パンデミックが発生したことにより3月、11月7日に延期すると告知されていた。しかし収束の見込みは立たず、主催者は「殿堂入りする人たち、彼らの家族、クルー、観客の健康と安全を守るため、計画していたライブ・イベントは不可能との決断を下した」という。
2020年はデペッシュ・モード、ドゥービー・ブラザーズ、ホイットニー・ヒューストン、ナイン・インチ・ネイルズ、ノトーリアス・B.I.G.、T・レックスが殿堂入りし、マネージャーのJon LandauとIrving Azoffが非演奏者部門のアーメット・アーティガン・アワードを受賞する。
特別番組は11月7日HBOとHBO Maxから放送され、受賞のスピーチ、殿堂入りするミュージシャンおよび彼らに影響を受けたアーティストのインタビューなどがフィーチャーされるという。
Due to ongoing COVID-19 concerns, the live 2020 HOF Induction Ceremony concert on 11/7 is cancelled. In place of the live event, we’ll broadcast an exclusive special about the #RockHall2020 Inductees on @HBO & HBO Max November 7, 2020 at 8pm. More details: https://t.co/BEun54az4b pic.twitter.com/6qGPq3g9rw
— Rock Hall (@rockhall) July 8, 2020
またクリーブランドにあるロックの殿堂博物館で8月14日から今年殿堂入りする人たちの特別展が開かれる。
Ako Suzuki