クイーン＋アダム・ランバート、強雨の中、傘を差しながらパフォーマンス
オーストラリア・ツアー中のクイーン＋アダム・ランバートは、2月13日にブリスベンのスタジアムで開いた野外コンサートが強雨に見舞われ、これまでで“最もびしょ濡れのギグ”を体験したそうだ。
ブライアン・メイは、「雨について僕はなんて言った？ あ～あ……多分、これまでで最もびしょ濡れのギグだ。あらゆる天気予報──その日のでさえ、完全に、全く外れた……」と、彼とロジャー・テイラー、アダム・ランバートがステージ上に設置された屋根付きの狭い場所に寄り合い、演奏を続ける映像をインスタグラムに投稿した。アダムは傘をさしながら、歌っている。
ただ、この“常軌を逸した出来事”を共有することで、そこにいた人たちの一体感を強め、ユーモアの感覚も相まり、特別な夜になったと感じたそうだ。
また、「ああ、僕は今夜、オリジナルのレッド・スペシャルを弾いてたよ―彼女なしのギグなんてあり得ないだろう。ああ、彼女も僕もびしょびしょだ。ああ、どちらにとっても良くない！ でも、ショー・マスト・ゴー・オンだ。こんなハッピーな顔を見られたんだから、その価値はあった!!」と、綴った。
ブライアンはギグの前、「雨？ 野外公演には必要だ」と、皮肉っぽく笑い飛ばしていた。
クイーン＋アダム・ランバートのオーストラリア・ツアーは2月29日まで続く。16日には、同国で発生した森林火災の救済を支援しシドニーで開かれる慈善公演＜FIRE FIGHT AUSTRALIA＞に出演する。オーストラリア東岸では最近、記録的な大雨が降り続け、森林火災の鎮火の助けになっている。
Ako Suzuki
