ワイト島フェスティヴァル、ジミ・ヘンドリックスのギネス世界記録に挑む

1968~1970年、ワイト島フェスティヴァルで数多くの伝説が誕生したが、その中の1つがジミ・ヘンドリックスのパフォーマンス(1970年)だった。今週(6月11~14日)開かれるワイト島フェスティヴァルでは、ヘンドリックスを追悼し、ギネス世界記録を樹立しようとの試みが行われるそうだ。
これは、「1つの場所で多くの人々が同じマスク(ジミ・ヘンドリックスのマスク)をつける」というもの。ジミヘン・マスクをつけた人は土曜日(13日)午後3時半にメイン・ステージ集合で、世界記録に挑むという。
マスクは会場内で販売され、その収益は病気の子供たちとその家族を支援するチャリティー団体WellChildへ寄付される。
フェスティヴァルの主催者は、「ジミが与えたこの島への、そしてポピュラー・ミュージックへのインパクトを過小評価することはできない。我々は45周年を記念し、みんなで何か楽しいことをしたいと考えた。ジミのマスクを買うことで、この特別なお祝いに参加できるだけでなく、WellChildを支援することもできる」と話している。
1970年8月31日、ヘンドリックスが、亡くなる18日前に行ったワイト島フェスティヴァルでのパフォーマンスは、『Blue Wild Angel: Live at the Isle of Wight』としてリリースされている。
今年のワイト島フェスティヴァルでは、ブラー、フリートウッド・マック、ザ・ブラック・キーズ、プロディジーがヘッドラインを務める。
Ako Suzuki