キース・リチャーズ「ミック・ジャガーに音感はない」
キース・リチャーズによると、バンド・メイトで長年のコラボレーターであるミック・ジャガーはそれほど優れた音楽的才能を持ちあわせていないそうだ。40年にもわたりコラボしてきて、それはないような気もするが、言いたい放題のキース、今度はこんな発言をした。
「俺は、（コンサートで）その夜ミックが歌いたいって言うものなら何でもプレイしてやる。“おいミック、５曲とも同じキーだってのはわかってんだろうな”とは言うかもしれないけどよ。でも、こういうのは音楽的なことでな、ミックはそれほど音感が良くないのさ」
その代わり、ジャガーにはほかに優れた点があるという。それは「ミックはミックでいるのがすごく上手い」そうだ。
ジャガーに対して言いたい放題のキースだが、ジャガーがそれに応戦することはほとんどない。それがキースのキャラだと認めているのか、あきらめているのか。いいコンビであるのは間違いない。
Ako Suzuki, London
