【ライブレポート】Bimi、“夏祭り”と“泡”の異なるテーマで夏の終わりを彩った2デイズ 「みんなのおかげで夏満喫させてもらってます」

2026.09.24 20:18

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Bimiが、自主企画ライブシリーズ<Bimi Live Galley #10 -晩夏->と、<Bimi Live Galley #11 -Bubbly->を、2026年9月12日・13日の2日間にわたり東京・club asiaにて開催した。

<Bimi Live Galley #10 -晩夏->は“夏祭り”、<Bimi Live Galley #11 -Bubbly->は“泡”をテーマに、それぞれの公演に合わせた異なるセットリストを組み、趣向を凝らした演出を展開。完全ソールドアウトとなった2日間のライブレポートをお届けする。

◆<Bimi Live Galley #10 -晩夏->

会場には、浴衣など夏らしい装いに身を包んだBimiのファンが集結。この日のために用意された開演前イベント<美味EN-NICHI>では、スーパーボールすくいや千本くじなど、夏祭りならではの催しを楽しむファンの姿が見られ、ライブ前から会場はお祭りムードに包まれていた。

そして、いよいよ開演。お囃子など夏らしい音色をサンプリングしたBGMが響き渡ると、8月にリリースされた<Bimi Live Galley #10 -晩夏->インスパイアソング「フタリジメ」からスタート。大きな歓声が沸き起こる中、甚平をラフに着崩した夏らしい姿のBimiがステージに登場した。普段のライブでは、強気なサウンドの楽曲で冒頭から一気に畳みかけるイメージのBimiだが、この日は普段とは異なるアプローチで魅せていく。繊細な気持ちを表現したメロウなラブソングを、優しく甘い歌声で届け、1曲目から観客を一気にエモーショナルな世界へと誘った。

そんな空気から一転、「無敵」を披露。ストロングスタイルのラップで会場を沸かせ、「今日一番声出るヤツ、俺に全部ぶつけてくれよ!」とフロアを煽ると、「無敵!」の掛け声で一体感を高めていく。続いて、「俺はみんなの個性を尊重していくぜ!」の一言から「Unique」へ。楽曲に込められたポジティブなメッセージを力強く届けた。

最初のMCでは、「みんな久しぶりー!!」とファンとの再会に心から喜ぶBimi。「2日間あるけど、今日は今日で全力で頑張ります!」と宣言すると、「額-HITAI-」では、もっと大きなステージに立ちたいという思いをフリースタイルで吐露。その後、「博徒街道」「Absolute ZERO」と立て続けに披露し、抜群のワードセンスを武器に、幅広い表現力で観客を魅了した。

BimiとDJ dipが今年の夏の思い出やこの日の衣装についてトークを繰り広げ、会場を和ませると、ミディアムテンポの2曲「Good-by」「orange」を歌唱。「Good-by」では、「さよならしていいですかー?」と問いかけるBimiに、ファンが「ダメー!!」と即座に返す場面も。Bimiとファンの強い絆が垣間見える、微笑ましいやりとりとなった。

<Bimi Live Galley #04 -Dear 27th->を振り返り、あのライブを経て悲しいことへの向き合い方が変わったと自身の価値観の変化を語ると、「27th-味変-」を歌唱。生き急いでいた当時の自分への手向けのような歌は、物悲しくも慈しみに満ちていた。「27th-味変-」「OIL」とバラードを2曲続けた後は、「Die young」で一気に雰囲気を一変。さらに、「こっから新曲でも披露しちゃおうかなー!」と宣言すると、<Bimi Live Galley #10 -晩夏->のインスパイアソング「霰も」へ。「お前らジャンプ!」とフロアを煽り、開放的な感情を描いた楽曲で会場をダンスフロアへと染め上げた。

Bimiがステージを後にすると、DJ dipによる「DJ dip TIME」がスタート。<美味EN-NICHI>のために書き下ろした夏らしいサウンドで会場を盛り上げ、DJ dipからステージを引き継ぐ形で、再びBimiがステージへ。

これまでの活動を通して多くの人と出会ってきたBimiが、「その中でまた新たな人に出会いました」と告げると、サプライズでキーボード奏者・えつこが登場。ファンに夏の思い出を届けたいという思いから、ピアノアレンジで楽曲を披露することに。まずは、秋の始まりにふさわしい楽曲「虫の音」。えつこの繊細なピアノの音色と、Bimiの優しくも儚い歌声が観客の心へ静かに染み渡っていく。

えつこのピアノの演奏をBGMにBimiが、「終わりがあるからこそ、大切にできるものがある。失ってからこそ、大切さに気づくものがある。そういう辛いことも原動力に変えて活動してきた」と、これまでの活動を振り返ると、続いて披露したのは、夏の終わりにぴったりな「夕立」。焦燥感や劣等感を描いた楽曲を、この日限りのピアノアレンジで情感たっぷりに歌い上げ、いつもとはひと味違う表情を見せた。ファンの目には涙を浮かべる姿も見られ、会場は温かな拍手と余韻に包まれた。

そしてDJ dipがステージに戻り、いつもの1マイク・1DJのスタイルに戻ると、これまで活動を共にしてきたDJ dipや、普段から支えてくれているスタッフへ感謝を伝えるBimi。ここからラストスパートへ突入することを告げ、「盛り上げて帰ります!」と宣言すると、ダンサブルな楽曲「selfy」と新曲「Voice」を立て続けに披露した。そして、「お前ら本当に最高だったぜー!」と力いっぱいに叫ぶと、「You gotta Power」へ。テンションMAXのBimiに呼応するかのように、観客も全力で飛び跳ね、その日最大の盛り上がりを見せた。

そして、この日のライブの締め括りに選ばれたのは、<Bimi Live Galley #11 -Bubbly->インスパイアソング「Bubbly」。曲の終盤に登場する「終わりがあるから美しい」という言葉が、この日のテーマである“晩夏”とも重なり、夏の終わりを惜しみながらも、これから先へ進んでいくような余韻を残してライブは幕を閉じた。

夏を思わせる賑やかな演出から、普段とはひと味違う繊細で情感豊かなパフォーマンスまで、さまざまな表情を見せた本公演。夏の終わりという季節の移ろいを、音楽と演出、そしてBimi自身の言葉を通して描き出した、特別な一夜となった。

◆<Bimi Live Galley #11 -Bubbly->レポート

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