【速レポ】<京都大作戦2026>ハルカミライ、先輩へリスペクトを込めて「俺たちの時代はいつなんでしょうか。それはきっと、このバンドを組んだ時」

「俺たちは、身の丈にあったことを選んでやってきました。でも、漢にはやらなきゃいけない時があるじゃない? 身の丈をドンと超える時があるわけっしょ! 10-FEETにめちゃくちゃ気持ちもらってるんで、100倍返しして帰ります!」──橋本学(Vo)
<京都大作戦2026>2日目、10-FEETへラストパスを繋ぐ重役を任されたハルカミライ。2021年以来の出演となった彼らは、3曲目「カントリーロード」の最中、このステージに対する想いを橋本が宣誓した。トリ前の源氏ノ舞台は、着飾らない言葉の数々と、そこから滲み出す気合いによって、嘘偽りのない空間に染め上げられていたのである。

「サンキュー、10-FEET! よろしくお願いします!」と告げて、オープニングに据えられたのは「君にしか」。関大地(G)が大きなストロークで高らかに音色を雨雲へぶつけたかと思えば、負けじと小松謙太(Dr)もシンバルを掲げて応戦。須藤俊(B)が叫んだ「ビビッてねぇぞ!大作戦!」というひと言に客席が沸騰。急遽、2曲目にねじ込んだ「ファイト!!」は、モッシュピットへ着火する切り込み隊長的な1曲であるだけでなく、己を鼓舞するための応援歌だ。
前述の「カントリーロード」を挟んで、二度目の「ファイト!!」から「俺達が呼んでいる」、「フルアイビール」と隙を与えずにショートチューンを繋いだのち、ドロップされたのが「春のテーマ」だ。その中で橋本が提起した「みんなでカッコつけて帰ろうぜ!」という言葉も、冒頭に記したMCを踏まえれば、この一大勝負に打ち勝とうという、ここに居る全員へのエールに思えてくる。実際、《僕ら世界の真ん中》という歌詞を体現するように、橋本は客席エリアのど真ん中へ乱入して、「みんなでびしょびしょになって、みんなで泥んこになろう!」と膨大なエネルギーを手渡ししたのだ。


ドンドンドンとバスドラが数発が轟いたのち、静寂の中をメンバーの熱唱が駆け抜けた「PEAK’D YELLOW」、そして「僕らは街を光らせた」の2曲は、「身の丈をドンと超える時」を感じさせるハイライトとも言えるシーンだった。
まず「PEAK’D YELLOW」。メンバーのアカペラによる《ただ僕は正体を確実を知りたいんだ》というリリックも、「たった1センチ、たった1ミリを動かす。それっぽっちの歌を歌いたいんだ」という橋本の一言も、何にも左右されない不動の輝きに溢れていた。それに続く「僕らは街を光らせた」で橋本が発したひと言に、すべてのオーディエンスが奮えたはずだ。


「10-FEETや先輩たちが作ってきた時代。じゃあ、俺たちの時代はいつなんでしょうか。それはきっと、このバンドを組んだ時。それが俺たちの時代の始まり!」──橋本学
ハルカミライが表明したのは、次なる世代を引っ張っていく意志だったのかもしれない。しかしそれは、目頭尖らせて競い合うような次元のものではない。最後に鳴らされた「アストロビスタ」の直前、橋本はこう語った。
「俺たちは、絵に描いたような破天荒なロックバンドとはかけ離れてて。10-FEETのTAKUMAさんとも話すのは普通のこと。でも、それで良いんだ。このステージが、この音楽が、普通の男を特別なものに変えてくれる。そう信じて歌っています」──橋本学




彼らは素朴なまま、どこにでもいる4人のまま。しかし、トリ前に相応しいロックバンドとして、時代を動かす未来が見えたような35分間全11曲。魂の火をすべて注ぎ込むような、無垢で剥き出しの表現だった。
文◎横堀つばさ
写真◎青木カズロー Yukihide”JON…”Takimoto
セットリスト
01.君にしか
02.ファイト!!
03.カントリーロード
04.ファイト!!
05.俺達が呼んでいる
06.フルアイビール
07.春のテーマ
08.世界を終わらせて
09.PEAK’D YELLOW
10.僕らは街を光らせた
11.アストロビスタ
◾️<京都大作戦2026 ~夏フェスキックオフ!情熱のパスを繋ぎな祭~>

7⽉4⽇(土) 京都府⽴⼭城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
7⽉5⽇(日) 京都府⽴⼭城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
open9:30 / start11:00 / 終演20:00予定
※⾬天決⾏ / 荒天中⽌
▼出演者
【7⽉4⽇ 源⽒ノ舞台】
KUZIRA / くるり / サンボマスター / 10-FEET / Dragon Ash / マカロニえんぴつ / マキシマ ム ザ ホルモン / ヤバイTシャツ屋さん
【7⽉4⽇ ⽜若ノ舞台】
アルカラ / カライドスコープ / サバシスター / FOR A REASON / Paledusk / MARIO2BLOCK / May Forth
【7⽉5⽇ 源⽒ノ舞台】
coldrain / THE ORAL CIGARETTES / dustbox / w.o.d. / 10-FEET / ハルカミライ / HEY-SMITH / ROTTENGRAFFTY
【7⽉5⽇ ⽜若ノ舞台】
THE BAWDIES / ジ・エンプティ / JasonAndrew / the 奥⻭’s / HERO COMPLEX / FUJIBASE / Brown Basket
【鞍馬ノ間】※両日
<京都大作戦杯2026>EGOLA / 大阪籠球会 / SOMECITY OSAKA / TEAM ISHIKAWA / TEAM-S / TEAM TOHOKU / protein / Lock The North
<エキシビションマッチ>※大阪籠球会 vs 豪華ゲストチームによるエキシビションマッチ
・7/4(土):東山高校バスケットボール部
・7/5(日):京都ハンナリーズ
※50⾳順
※10-FEETは2⽇間とも出演
※アーティストは都合により変更になる場合がございます。その際チケット代⾦の払戻しは⾏いませんので、予めご了承下さい。
▼チケット情報
通常札:2⽇通し券 22,000円(税込) / 1⽇券 11,000円(税込)
童札(わらべふだ):2⽇通し券 11,000円(税込) / 1⽇券 5,500円(税込)
※童札は2026年7⽉時点で⼩学⽣(⽣年⽉⽇が2014年4⽉2⽇〜2020年4⽉1⽇)の⽅が申込み可能です。
※必ず⼤⼈の⽅(通常札・家族札購⼊者)と⼀緒にご来場ください。童札のみでの⼊場はできません。
▼京都⼤作戦会員「はんなり会」
はんなり会の会員コースは年額・⽉額の2種類があり、年額会員向けには京都⼤作戦2026 来場時の特典として「レプリカ万能札」の進呈や「はんなり休憩処」を利⽤することができる。2026年からは会員サイトもリニューアル。さらなる会員コンテンツや京都⼤作戦2026 来場者へのサービスは随時追加されていく予定とのこと。
会員サイト:https://hannarikai.kyoto-daisakusen.kyoto/
(問:公演)サウンドクリエーター 06-6357-4400 / https://www.sound-c.co.jp/contact/
(問:チケット)ローソンチケットFAQ https://l-tike.com/mik2026faq/







