NIの「TRAKTOR」がメジャーバージョンアップ、ハードウェアも一新

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Native Instrumentsは、「TRAKTOR」のメジャーバージョンアップおよびオーディオインターフェイスの刷新を発表した。

ソフトウェアインストゥルメントやエフェクターを数多くラインナップするNative InstrumentsのDJ LINEを引っ張ってきたTRAKTOR PRO / SCRATCH PRO、TRAKTOR DUO / SCRATCH DUOが第2世代へと進化、あらたに「TRAKTOR 2」シリーズとして登場することとなった。ソフトウェアのみの「TRAKTOR DUO 2」「TRAKTOR PRO 2」、オーディオインターフェイスなどをバンドルした「TRAKTOR SCRATCH DUO 2」「TRAKTOR SCRATCH PRO 2」をメインに、オーディオインターフェイスのラインナップも一新されている。

ソフトウェアの「TRAKTOR DUO 2」「TRAKTOR PRO 2」の新機能の目玉は、ハイレスポンスなTruWaveカラー波形の装備。キック、ハイハット、スネアなどを識別することができ、ミックスを視覚化できる。また、GUIとレイアウトは再設計され見やすくなっているほか、外部ミキサーのコントロールも簡単に行えるEssential Viewを備える。新しいサンプルデッキを使ってループをキャプチャし、重ねることも可能だ。

オーディオインターフェイスは、従来の「AUDIO 8 DJ」「AUDIO 4 DJ」「AUDIO 2 DJ」が、それぞれ「TRAKTOR AUDIO 10」「TRAKTOR AUDIO 6」「TRAKTOR AUDIO 2」へと進化。数字は入出力数を示しており、「AUDIO 8 DJ」と「AUDIO 4 DJ」は入出力が増加した格好だ。なお、「TRAKTOR AUDIO 10」は「TRAKTOR SCRATCH PRO 2」に、「TRAKTOR AUDIO 6」は「TRAKTOR SCRATCH DUO 2」にバンドルされる。

発売はいずれも2011年4月。国内での取扱を行うディリゲントでは、発売日と価格、各種アップデート版およびアップグレード版の詳細については後日発表するとしている。

◆2011年NI新製品速報
◆ディリゲント
◆BARKS 楽器チャンネル
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