コルグから、1bit DSD録音対応モバイルレコーダーの最新モデル「MR-2」
コルグは、コンパクトなボディながら超高音質1bit DSD録音に対応したモバイル・レコーダー「MR-2」を発売する。
「MR-2」は、SACDクオリティの超高音質1bit DSD@2.8224MHzから、PCM24bit@192kHzをはじめとしたマルチビット録音/再生が可能なレコーダーだ。DSDとは、ダイレクト・ストリーム・デジタルという原音に忠実に再現する、現在最もクオリティの高いオーディオ・フォーマット。「MR-2」はこのDSDに加え、一般的なリニアPCMレコーダーで使われるWAVやMP3フォーマットまで幅広くサポートするというわけだ。
内蔵マイクは、210度回転するX-Y型高性能ステレオ・エレクトレット・コンデンサー・マイク。本体正面、上面、裏面へと30度単位で8段階、210度回転するので、録音対象へ自在に向けてセッティングが可能だ。また、汎用のカメラ用三脚をセットできる2方向のネジ穴を配置、自由なマイキングが可能。好みのマイクを接続できる外部端子入力も備えている。
高特性なアナログ・リミッター、ローカット・フィルター、ベースEQ搭載も特徴の1つ。「MR-2」の高音質1bit DSD録音を損なわぬよう、高性能に設計されたこのアナログ回路を通して録音する=アナログ信号でデジタル制御をするという手法はプロフェッショナル・レコーディング・スタジオに導入されている高級スタジオ・コンソール・ミキサーで採用されているものだ。
マイクの感度設定、入力レベルとこれらの設定を組み合わせた録音セッティングが40種用意されるのも便利なところ。アンサンブル演奏、ソロ・ボーカル、ピアノ演奏といった音楽録音用から、フィールド・レコーディングに適したもの、ミーティングの録音など、シチュエーションに応じた最適なセッティングを揃え、誰でも簡単にプロクオリティの録音をすることができる。さらにユーザー設定を10種までメモリー可能だ。
ディスプレイは、視認性が高くノイズレスな128×128ドットの液晶画面を装備。バックライト付きで、暗い場所でも操作が可能。すばやく調整したい入力レベルやホールドON/OFF には独立したボタン、スイッチが用意されるのもありがたい。
録音データは、汎用性の高いSD/SDHC(別売り)に記録する。カード単位での管理が楽なのはもちろん、「プロジェクト」としての管理も可能だ。MR-2では、録音データはオーディオ・ファイルとプロジェクト・ファイル(プロテクトやマーク情報など)の2つのファイルとなり、この2つをまとめたものを「プロジェクト」と呼び、操作上は1つのオーディオ・ファイルのように扱え、プロジェクト単位でのリネーム、デリート、プロテクトのソング編集が本体で行える。録音日付フォルダごとに、400プロジェクトを本体に作成可能となっている。
バンドルソフトには、オーディオ・フォーマット変換ソフトウェア「AudioGate」を用意。1bit DSD からPCM、またはその逆へのフォーマット変換をすることができるほか、録音したものなどを編集したり、マスター・アーカイブとして管理できる。なお、本体からパソコンへのデータ転送はUSB 2.0接続で高速に行える。
このほか、コルグらしく楽器録音時に便利な高性能クロマチック・チューナーを内蔵。単3ニッケル水素充電池(1900mAh)2本で連続4時間の録音、再生が行えるといった特徴を備える。また、USBバス・パワーにも対応する(バス・パワーでのニッケル水素充電池の充電はできない)。
<おもな仕様>
<レコーダー部>
●トラック数:2トラック、同時再生2トラック/同時録音2トラック
●録音フォーマット:
○圧縮オーディオ・フォーマット
MP2形式(拡張子.mp2)48kHz@128、192、256、320kbps、
MP3形式(拡張子.mp3)44.1kHz@128、192、256、320kbps
○PCMオーディオ・フォーマット:
WAV形式(拡張子.wav)、BWF準拠 44.1kHz@16/24bit、48kHz@16/24bit、88.2kHz@24bit、96kHz@24bit、176.4kHz@24bit、192kHz@24bit
○1bitオーディオ・フォーマット 2.8MHz@1bit、DSDIFF形式(拡張子.dff )、DSF(拡張子.dsf)、WSD(拡張子.wsd)
●録音時間:6時間@44.1kHz/16bit(メモリー・カード、4GB時)、最長連続録音5時間59分59秒999
●プロジェクト数:フォーマットごとに最大200まで認識
●マーク・ポイント:100ポイント/1プロジェクト *マーク名無し
●USB機能:コンピュータにUSB2.0で接続、FAT32USB外部ドライブとして使用可
●ソング編集:リネーム、デリート、プロテクト
<チューナー>
●12平均律、クロマチック・チューナー
●測定範囲:27.5Hz~1,318.5Hz(A0~E6)
●キャリブレーション:A=435~445Hz
<カード>
●使用可能カード:512MB~32GBのSDカードおよびSDHCカード(SDHCカード、クラス4以上推奨)
<一般>
●ディスプレイ:128×128ドット、バックライト付きLCD
●電源: 単3形電池2本(ニッケル水素充電池またはアルカリ乾電池)、USBバス・パワー
●消費電力:1.5W
●外形寸法:60(W)×133(D)×28(H)mm (突起物含む)
●質量: 135g(メモリー・カード、電池含まず)
◆MR-2
発売日:2010年5月下旬予定
価格:75,600円
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
「MR-2」は、SACDクオリティの超高音質1bit DSD@2.8224MHzから、PCM24bit@192kHzをはじめとしたマルチビット録音/再生が可能なレコーダーだ。DSDとは、ダイレクト・ストリーム・デジタルという原音に忠実に再現する、現在最もクオリティの高いオーディオ・フォーマット。「MR-2」はこのDSDに加え、一般的なリニアPCMレコーダーで使われるWAVやMP3フォーマットまで幅広くサポートするというわけだ。
内蔵マイクは、210度回転するX-Y型高性能ステレオ・エレクトレット・コンデンサー・マイク。本体正面、上面、裏面へと30度単位で8段階、210度回転するので、録音対象へ自在に向けてセッティングが可能だ。また、汎用のカメラ用三脚をセットできる2方向のネジ穴を配置、自由なマイキングが可能。好みのマイクを接続できる外部端子入力も備えている。
高特性なアナログ・リミッター、ローカット・フィルター、ベースEQ搭載も特徴の1つ。「MR-2」の高音質1bit DSD録音を損なわぬよう、高性能に設計されたこのアナログ回路を通して録音する=アナログ信号でデジタル制御をするという手法はプロフェッショナル・レコーディング・スタジオに導入されている高級スタジオ・コンソール・ミキサーで採用されているものだ。
マイクの感度設定、入力レベルとこれらの設定を組み合わせた録音セッティングが40種用意されるのも便利なところ。アンサンブル演奏、ソロ・ボーカル、ピアノ演奏といった音楽録音用から、フィールド・レコーディングに適したもの、ミーティングの録音など、シチュエーションに応じた最適なセッティングを揃え、誰でも簡単にプロクオリティの録音をすることができる。さらにユーザー設定を10種までメモリー可能だ。
ディスプレイは、視認性が高くノイズレスな128×128ドットの液晶画面を装備。バックライト付きで、暗い場所でも操作が可能。すばやく調整したい入力レベルやホールドON/OFF には独立したボタン、スイッチが用意されるのもありがたい。
録音データは、汎用性の高いSD/SDHC(別売り)に記録する。カード単位での管理が楽なのはもちろん、「プロジェクト」としての管理も可能だ。MR-2では、録音データはオーディオ・ファイルとプロジェクト・ファイル(プロテクトやマーク情報など)の2つのファイルとなり、この2つをまとめたものを「プロジェクト」と呼び、操作上は1つのオーディオ・ファイルのように扱え、プロジェクト単位でのリネーム、デリート、プロテクトのソング編集が本体で行える。録音日付フォルダごとに、400プロジェクトを本体に作成可能となっている。
バンドルソフトには、オーディオ・フォーマット変換ソフトウェア「AudioGate」を用意。1bit DSD からPCM、またはその逆へのフォーマット変換をすることができるほか、録音したものなどを編集したり、マスター・アーカイブとして管理できる。なお、本体からパソコンへのデータ転送はUSB 2.0接続で高速に行える。
このほか、コルグらしく楽器録音時に便利な高性能クロマチック・チューナーを内蔵。単3ニッケル水素充電池(1900mAh)2本で連続4時間の録音、再生が行えるといった特徴を備える。また、USBバス・パワーにも対応する(バス・パワーでのニッケル水素充電池の充電はできない)。
<おもな仕様>
<レコーダー部>
●トラック数:2トラック、同時再生2トラック/同時録音2トラック
●録音フォーマット:
○圧縮オーディオ・フォーマット
MP2形式(拡張子.mp2)48kHz@128、192、256、320kbps、
MP3形式(拡張子.mp3)44.1kHz@128、192、256、320kbps
○PCMオーディオ・フォーマット:
WAV形式(拡張子.wav)、BWF準拠 44.1kHz@16/24bit、48kHz@16/24bit、88.2kHz@24bit、96kHz@24bit、176.4kHz@24bit、192kHz@24bit
○1bitオーディオ・フォーマット 2.8MHz@1bit、DSDIFF形式(拡張子.dff )、DSF(拡張子.dsf)、WSD(拡張子.wsd)
●録音時間:6時間@44.1kHz/16bit(メモリー・カード、4GB時)、最長連続録音5時間59分59秒999
●プロジェクト数:フォーマットごとに最大200まで認識
●マーク・ポイント:100ポイント/1プロジェクト *マーク名無し
●USB機能:コンピュータにUSB2.0で接続、FAT32USB外部ドライブとして使用可
●ソング編集:リネーム、デリート、プロテクト
<チューナー>
●12平均律、クロマチック・チューナー
●測定範囲:27.5Hz~1,318.5Hz(A0~E6)
●キャリブレーション:A=435~445Hz
<カード>
●使用可能カード:512MB~32GBのSDカードおよびSDHCカード(SDHCカード、クラス4以上推奨)
<一般>
●ディスプレイ:128×128ドット、バックライト付きLCD
●電源: 単3形電池2本(ニッケル水素充電池またはアルカリ乾電池)、USBバス・パワー
●消費電力:1.5W
●外形寸法:60(W)×133(D)×28(H)mm (突起物含む)
●質量: 135g(メモリー・カード、電池含まず)
◆MR-2
発売日:2010年5月下旬予定
価格:75,600円
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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