Mary Joy Recordings IDCM-1023 2,550(tax in)
▲今作でカヴァー・アートを手掛けたのは、オールド・スクール時代からグラフィティ・ライターとして活動し、アメリカのみならず、中南米、ヨーロッパなどを旅しているEmuse(イーミューズ)。 彼の描いたレタリングは、“過去”との繋がりを意味し、昔のレタリング・スタイルやムーヴメントを取り入れ、彼自身による言葉の解釈で描かれている。 入り組んだ文字のスタイルは、ヒップ・ホップという音楽と同様に、様々な時代や文化を経験して、吸収してきたことが、“今”の形で表現されており、時代のタグとして未来に残るだろう。 | 『TAGS OF THE TIMES VERSION 3.0』 |
1. It's Cracking(Intro) 2. They Say/DREAMWEAVERS feat.THE GROUCH 3. Love@aol.com/MEGABUSIVE 4. L.I.F.E.gives/SACH 5. Anti-Christ/SPOON(of lodine) 6. Freak What You Feel/SCARUB feat.TIOMBE LOCKHEART 7. Between The Lines/ATMOSPHERE 8. Rhyme Crime Stoppers/P.E.A.C.E. 9. First Things Last/MIKAH NINE~Up-right Strut(Interlude) 10. Wise Up/AESOP ROCK 11. Pack Animal/BUCK 65 12. It Was On This Night/SELF JUPITER~Who's Listening?(skit) 13. Future Rockers/ACEYALONE 14. Introducing the Brain Busters/MURS & 2MEX~Everyone(Interlude) 15. Low Key/COMPANY FLOW + 3MG + MR.LIF + BMS 16. Confessions(of Three Men)/DOSE ONE,SHING02,DOC MAXWELL and KIRBY DOMINANT 17. What Was It(outro)
オールド・スクール時代から活動を続け、若いアーティストに強い影響を与えてきたアーティスト達から、次世代を担う新しい感性を持つアーティストまでがこのアルバムに参加している(ほとんどが西海岸出身のアーティスト達)。
長年活動しているアーティストとしては、Kool Keith以降のアンダーグラウンド・シーンの祖とも言えるLos AngelsのFreestyle FelowshipのACEYALONE(エイスィーアロン)、MIKAH NINE(マイカ・ナイン)SELF JUPITER(セルフ・ジュピター)、P.E.A.C.E.(ピース)が、それぞれの楽曲で個性溢れるMCスタイルとライムを披露している。
また7曲目で、心の中にジワジワ入り込むようなしっとりとしたMCで登場する、ミネソタ州ミネアポリスのATOMOSPHERE(アトモスフィア)=MC Slug(スラグ)。彼は現在、昔彼自身がKRS-1からライムの仕方を学んだように、若いMC達に彼のスタイルを教えている。
また、15曲目のコラボレーションは、先日、KRUSHの公演でも来日したNew YorkのCOMPANY FLOWと、Los AngelsのSCARUB(スキャラブ)、ELIGH(イーライ)、MURS(マース)からなる3MGとボストンのMr. Lif、そしてBMSが集結し、6人でマイクをまわして作ったという。そしておなじみメリー・ジョイ・レコーディングスから作品をリリースしているアーティストSHING02も16曲目で劇仕立ての曲で参加している。 |
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