SU:実は『MASTERPIECE』が出た後くらいに、外部のプロデューサーを入れて制作してみようかって話もあったんです。で、その時FUMIYAがちょうど休んで、外部のプロデューサーとして育って見事に帰ってきたという(笑)。
RYO-Z:かなり客観的な視点を持って帰ってきたよね、FUMIYAは。それに今回は、デモ期を含めて曲をいじる時間がけっこうあったんです。今までは、トラック作った/ラップ入れた/ハイ、出す! みたいな流れだったんで。今回は、もうちょっと手を加えて色々できつつ、アルバムに何が足りないかっていうのも、作りながらFUMIYAの中ですごく明確に出てきたから。レコーディングは、最終的にいつもの通りいっぱいいっぱいでやってたんですけど、FUMIYAの中ではけっこうイメージ通りにできてたっていう。
──タイトルの『EPOCH』にはどんな意味が?
RYO-Z:これはPESくんの好きな言葉の中に“EPOCH”という言葉があって、自分が(グラフィティ)ライターとして絵を書くときにはそんな名前でやるんだ、みたいなことを言ってて。なんかベスト盤までをひとつの区切りとするならば、リップスライムの新時代というノリですね。
──では、その新時代に向けての展望を!
RYO-Z:デカイっすねぇ、それは。
SU:ヤバイっすねぇ。
RYO-Z:グラミー賞ですかね(一同、爆笑)。……って、言ってました。FUMIYAくんは。
SU:でも、ありとあらゆる手を尽くすって言ってたし、わりかし冗談でもなさそうだよね。
RYO-Z:でも、すごいよね、こんな大口叩いてホントに獲っちゃったら。
SU:グラミー賞かアカデミー賞って言ってたよ、そういえば。
RYO-Z:アカデミー賞は獲れないでしょ(笑)。あれ、映画だから。【了】
取材/文●宮崎敬太
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