ギャル社長sifow、かく語りし。「できるところから、自分なりに」

ポスト
 
NEW SINGLE
「Apple~赤りんご~」
GR-04  \ 1,000(税込)
2005年11月25日発売

1 Apple~赤りんご~
2 DAYS
3 花影

★「Apple」のTV-SPOTはこちら

オフィシャルサイトにて販売中!
MESSAGE

テレビに講演会に大忙しなギャル社長sifow。弱冠20歳とは思えないほど、しっかりとした彼女のヴィジョンと信念に驚いた人も多いのでは? でも、映像コメントでは20歳らしいあどけなさも覗かせているので、こちらも要チェック!

画像をクリックしてチェック!


オフィシャル・ホームページ
http://www.sifow.net/

ブログ:★☆ギャルの革命☆★
──今回リリースの「Apple」はチャリティ・シングルなんですよね。きっかけは?

sifow:“渋谷をキレイにしたい!”っていうのが最初かな。私自身、高校生の頃から渋谷が大好きだったんですけど、最近渋谷に事務所を構えることになってさらに愛着が湧いたというか。自分の好きな街が汚くなっていくのは寂しいじゃないですか? それで、私ができる範囲でやれることって何だろうなって思って、毎週決まった時間にゴミ掃除をしようと思ったんですよね。

──掃除を始めて、sifowさんの中で何か変わったことはありますか?

sifow:なんかゴミ拾いとかしてると、自分自身が捨てる時にいろいろ考えるようになって、ゴミをポイポイ捨てなくなるんですよね、絶対に。だから、そういうのをもっと沢山の人に伝えられればなと思って。で、どうしたらいいかな~って考えた時に、それが音楽だったんですよね。

──なるほど。

sifow:私は音楽が好きで、自分が好きなものでより多くの人に伝えられたらなと思って作ったのが、今回の「Apple」を作ろうと思ったきっかけなんです。それで、この売上げもチャリティーということで、何かの役に立ってもらえばと思って。最近は渋谷だけに留まらず、全国の“くろ団(sifowをサポートするギャル軍団)”が各地で掃除したりしてくれているんで、それをきっかけにして掃除だけじゃなく、もっと色んなことに繋がっていけばいいなという感じですね。

──そんな思いが色々詰まった今作の歌詞のテーマは“希望”ですね。

sifow:わたしの好きな言葉で、“たとえ明日、世界が滅びようとも明日、リンゴの木を植えよう”っていうのがあるんです。これは知り合いに教えてもらった、ドイツの宗教改革者のマルティン・ルター(16世紀ドイツで起こった宗教改革の中心人物。「95か条の論題」が有名)の言葉なんです。正直、これが最初はよくわかんなくて(笑)。 “なんでこの人は明日世界が滅びちゃうのに、木なんか植えるのかな? 意味なくない?”って。でも、色々考えるうちに、この人は明日滅びる世界にりんごの木を植えるっていう行為で、諦めないっていうか、そっちに意思があるというか。そういうのを感じて、それが希望という言葉に結びついたのが最初で。

──どんな状況でも希望を失わないということですね。

sifow:要はどんな小さなことでも、諦めないってことだと思うんです。そういうことを詩に書けたらいいかなって。それは今回、自分が掃除を始めたことにも結びつくし。だから歌詞も今回の「Apple」では、前作の「I謡」とか「マーメイドストーリィ」より、一層外に向けて伝わるように意識して書きましたね。色んな人に意見も聞いたし。

──作詞は今回で3作目になるわけですが、けっこう慣れてきました?

sifow:慣れると言うよりも、書ける時は書けるし、書けない時は書けない(笑)。今は、仕事がバタバタしてるから、余計に落ち着いて書ける時間も減ったんで、電車の中とかで携帯に書き留めて送ったりしてますね。忙しくなった分、書く時間は減ったけど沢山の言葉を知ったっていうのがあります。選択肢が増えたというか。表現の面白さを知ったという感じですね。


■インタヴュー後半へ
この記事をポスト

この記事の関連情報