「これからもっとワクワクする活動ができる!」――アルバム『千歳鳥~CHITOSEDORI~』インタヴュー

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(左から)航(Dr)、Kadota"JAW"Kousuke(Sax)、Ohyama"B.M.W"Wataru(Trumpet)、Nirehara Masahiro(B)

エネルギッシュなインストゥルメンタル・ジャズ・バンドとして第一線を走るPE'Z(ペズ)。
彼らは、CDやライヴでもその熱量たるやハンパないものを持ち、
リスナーをガンガン踊らせるパワーがあるのだが、
高度なテクニックと飄々とした佇まいが洗練させれている匂いも醸し出している。
そんな彼らが、11/16にアルバム『千歳鳥~CHITOSEDORI~』を、
そして12/7にはライヴアルバム『PE'Z REALIVE 2005~節 FUSHI~』をリリース!
メイン・コンポーザーの2人、Ohyama"B.M.W"Wataruと、ヒイズミマサユ機に話を訊いた。
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▲両極な個性の2人から
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NEW ALBUM

『千歳鳥~CHITOSEDORI~』詳細ページへ

『千歳鳥
~CHITOSEDORI~』

ロードランナー・ジャパン
RRCA-29017 \2,095(tax in)
2005年11月16日発売


01. 夢ノエンアレ 「愛ノエンアレ」試聴へ
02. さらば愛しきストレンジャー
「さらば愛しきストレンジャー」試聴へ
03. FREE BIRD
04. MANATE~愛手~
05. BET-300
06. HEY!!~都でGO★GO~
07. ハリヨの夏
08. Let's work!情熱の行方

「Let's work!~情熱の行方~」試聴へ


VIDEO CLIPS

「愛ノエンアレ」ビデオクリップへ
▲「愛ノエンアレ」


――これは質問じゃなくて感想なんですが、『千歳鳥~CHITOSEDORI~』を聴いて、4年前にインディーズで出した3枚のミニアルバムに似た感触を持ったんですよ。勢い、凄み、シンプルなメロディの良さ、とか。

Ohyama"B.M.W"Wataru(トランペット/以下、Ohyama):うん。ここ最近、また勢いが出てきてるんですよね。あの頃の上昇気流に乗った雰囲気に、自然となってきてる。それは簡単に言うと、活動が活発だからなんですね。

――あぁ。それはすごくわかりやすい。

Ohyama:ライヴをいっぱいやったり、海外に行ったり、刺激的なことで毎日を過ごしてるから。刺激的じゃないと、だんだん保守的になってくる気がする。あとから考えると、ですけどね。その時は、そんなことわかってないんだけど。

――今回は、8曲入りアルバムという形態の、三部作の3枚目になります。

Ohyama:みんなに「これは三部作だから」と言ったわけでもないし、自分でも決めてなかったんですけどね。同じ「情熱の行方」のアレンジ違いを全部のアルバムに入れて、三部作みたいにできたら面白いなという思いはありました。ただ、この3枚にそれ以外のつながりはないですけどね。残りの曲は、その時その時、いい曲を作っていっただけなので。

――その「情熱の行方」は、今回のヴァージョンがいちばんハードで、速くて、ストレートになりましたね。

Ohyama:そういうふうにしたいテンションだったんでしょうね(笑)。不思議ですよね。どんどん単純になっていってる。


ヒイズミマサユ機(キーボード/以下、ヒイズミ):これだけヴァージョンが作れるというのは、もともとがすごく柔軟な曲だという証かなと。どう料理してもおいしくなる。素材がいいんですね。

Ohyama:うまいこと言うね。



――今回、ヒイズミさん曲が3曲入ってます。調子いいですね。

ヒイズミ:作りたいモードというのはありますね。



Ohyama:もともとマサユ機は多いんですよ。ちょこちょこ、たくさん作ってくる。常にメモってますからね。スタジオのピアノの部屋で。俺は常にエンプティなんで、今アルバム作れって言われたら何も出ないです(笑)。

――「ハリヨの夏」は二人の合作ですが。

Ohyama:これはもともとマサユ機が作っていた曲のイントロを活かして、その先を俺が作って、やってみたらすごい良かったので。時々、そういうのがあるんですよ。『つくしんぼ』の「WILD GYPSEY」も、二人のリレーで一緒に作ったし。意外とうまく行くことが多いんですよね。

――ご自身にとって、このアルバムとしてどのような出来ですか?

ヒイズミ:アグレッシヴさを感じてます。早く商品として手元にほしいです。サンプル盤だと、気分的にまだサンプルって感じなので(笑)。でも、「ひょっとしたらこれはいいんじゃないか?」という気持ちはあります。

Ohyama:毎回言ってるんですけどね(笑)。「ひょっと」しないんですけどね、いつも。ヒットしないし(笑)。




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