東方神起、待望の3rdシングル「My Destiny」 インタヴュー編

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──シングルとしては日本初のバラードですね。

ジュンス:はい。1枚目の「Stay With Me Tonight」も2枚目の「Somebody To Love」も歌詞は切なかったんですが、曲的にはテンポがありました。でも、今回の「My Destiny」は歌詞も切ない上にメロディもとても寂しいです。ですが、とても綺麗なメロディなので、5人ともとても気に入っています。

ジェジュン:僕的には切ないメロディはとても気に入っていますが、歌詞は愛しい人との別れを歌っているので、切な過ぎて歌っていると悲しくなってきてしまうんです。


チャンミン:ジェジュンはハッピーエンドが好きなんです。僕はハッピーエンドより切ないストーリーのほうが好きだし、普段から孤独を好むタイプなので(笑)、この歌詞はすごく好きでした。


ユンホ:チャンミンは一番年下なのに大人っぽいことを言いますねぇ(笑)。



チャンミン:はい(笑)。でも、実際にこの歌詞のように、ここまで愛しい人との別れを経験したことがないので、好きだと言えるのかもしれないです。とにかく、この歌詞の中の切なさを自分なりに精一杯表現しようと思い、思いっきり切なく歌ったんです。

ユチョン:個人的には、正直、最初に聴いたときは、そんなに心に染みてはこなかったんですけど、何度も歌って何度も耳にしているうちに、常に口づさんでしまうほど体の中に染み込んできて、今では大好きになりました。中毒性がある曲だなと思います。

ユンホ:確かに、聴く度に、いろんな良さに気づける曲でもあると思うんです。僕達も、R&B系バラード曲をシングルとしてリリースするのは初めてなので、いつもとは違った歌い方をしています。細かく何度も聴いてもらうと、息遣いや声の伸び、ハーモニーの微妙なニュアンスを感じてもらえると思うんです。さっきジュンスが言ったように、今までのシングル曲はダンス曲でしたから、歌い方も少し違ったんです。より、気持ちを前に出して歌っているので、是非、そんなところにも注目して下さい。

ユチョン:この曲の最後で、ジェジュンがフェイクしているんですが、そこもジェジュンのアドリブだったりするんですよ。今までは、正しく歌うことを一番に考えていたので、そこまでの余裕がなかったですけど、そこも成長の一つだと思います。

──そうだね。“夢で逢えたら、それだけでいい、それだけがいい”の“で”と“が”が違うだけで、そこにある気持ちが少し違ってくるニュアンスは掴めた?

チャンミン:はい。そこの少し違ったニュアンスが、より深い切なさを表していると感じました。でも、韓国語もそういう微妙な言い回しの違いはあるので、そのあたりは違和感なく歌うことができました。

ジェジュン:夢で逢えたら、それだけでいい、それだけがいい~♪(歌い出すジェジュン)。あぁー、ここはイイですねぇ。一番好きな部分です。でも、本当に切なくて泣きそうになります。はぁ(ため息)。

──そうだね(笑)。ところで、この曲は1年前に来日した頃に一度、仮のレコーディングをしていたんだよね?

ユンホ:はい。まだその頃は日本語が今よりも全然話せませんでしたから、歌詞の内容を深く理解せずに歌っていたこともあり、あまり気持ちが込められませんでした。韓国ではスロー・バラードも多く歌っているのですが、やはり言葉の壁は大きく、頑張ってもなかなか感情が入らず、この曲を歌いこなすことができなかったんです。そのときは悔しい思いをしたのですが、今回歌えることになってうれしく思ってます。


ユチョン:感情を込めやすくなったし、エンジニアの人達ともコミュニュケーションがとれるようになったし、レコーディングもスムーズになったんです。それに、発音を直されていた時間も昔より全然短くなったんですよ。


ジュンス:1年前は、“今だけが切ないMy Destiny~♪”の部分の“つ”の発音に苦労して、何度も録り直したんです。どうしても“せちゅない”と発音してしまって(笑)。


──赤ちゃん言葉みたいだ(笑)。


ジュンス:はい、そうです(笑)。“いくちゅでちゅかぁ?”みたいな(笑)。



ジェジュン:そこは一番切なく歌わなくてはいけないのに、“せちゅない”って言ってしまうことが本当に切なかったです(笑)。


一同:(爆笑)。

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