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01. Dreamin' on 02. Wonder Love 03. 2度目のさよなら 04. Dreamin' on (Back Track)
▲「Dreamin' on」
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| ――まずはお2人の出会いについて聞かせてもらえますか?
上里 優(以下、Yu):沖縄で同じ音楽スクールに通っていて、そこで出会いました。ある日、デパートのイベント会場で歌う機会があって、たまたま2人で歌うことになったんです。それからずっと一緒に歌ってますね。
吉田安英(以下、Yasu):はっきり言うと、そんなにカッコいい出会いじゃなかったし、ろくに話もしたことがなくて、2人で歌うようになったのも成りゆきっていうか(笑)。でも、一緒にやっていくうちに僕らのことを見下すような人が出てきて。「オマエたちじゃ、プロなんて無理だよ」なんて。そういう人をいつか見返してやろうと思うようになったんです。そういう強い気持ちは2人とも常に持っていて、だからこそ一緒にやってこれたと思うんですね。だから“デュオ”って言われると、なんかちょっと恥ずかしい感じがするんです。
――2人の音楽性のバックボーンはそれぞれ違うようですね。
Yu:僕は高校生の頃からダンスをやっていて、そこから音楽に入ったんです。公園で好きなダンスミュージックを流しながら、友だちと踊ってたんですけど。m.c.ハマーとか、同じ沖縄出身のDA PUMPさんとか。なんか、ストリートダンスってカッコいいイメージがあると思うんですけど、僕らは趣味で踊ってるような感覚で、うまくなるためっていうよりも、みんなで楽しみたいっていうのが一番にあって。もともとブラックミュージックは大好きだったし、友だちとカラオケ行ってよく歌ったりもしていたんです。そしたら、みんなが「歌、うまいやし」とか言ってくれたので、歌の学校に行こうと。最初はホントに軽い気持ちだったけど、レッスンを重ねるごとに、これで食べて行けたらいいなぁと思うようになったんです。
Yasu:僕は学生時代、バンドのヴォーカルをやっていたんですね。ロックバンドでしたけど。少し音楽から離れていた時期もあったんだけど、最初に言ったように、偶然、Yuと一緒に歌う機会があって、そこからですね。Yuは自分にないものを持ってると思うんですよ。(プロデューサーの)生熊 朗さんから僕はよく「リズム感はあるけど、ピッチがとれてない」って言われてて。で、Yuの方は「ピッチはいいけど、リズム感が悪い」って(笑)。それに2人の音楽観も合っていて。好きな音楽はメロディのきれいなもので、好みのアーティストも似ているんですよ。だから一緒に歌っていても、楽しいし。
――2ndシングルの「Dreamin' on」は、2人にとってどんな曲ですか?
Yasu:今までのD-51にはなかったタイプの曲で、プロデューサーの要求することも増えたし、デビュー曲の「TOP OF THE SUMMER」より成長した自分たちを見せられた曲だと思います。
――この曲のテーマは“夢”ですよね。
Yu:そうなんです。出だしの歌詞で<繰り返しの毎日 バイトに明け暮れてた>っていうところが好きなんですけど、僕自身もバイトをしながらプロを目指していたし。居酒屋でバイトしてたんですけど、仕事が終わって、歌の学校に行って、その後、朝までヤッチャン(Yasu)と歌ってた、あの頃を思い出します。
――ところで、2人の関係を何かにたとえるとしたら?
Yu:戦友、ですかね。カッコ良すぎですか(笑)? 友だちっていう感じでもないので。それか、シャンプーとリンスみたいな感じかな(笑)。別になくてもいいんだけど、2人でいた方がいいみたいな。
Yasu:2人で一緒っていうより、お互い個人個人で考えているので。Yuがいいものを出してくれば、負けられないって思うし。僕ら別にそれぞれピンで歌ってもいいんですよ。でも、2人で歌った方がプラスになるからこそ一緒にやっているわけだし。
Yu:だからやっぱり、戦友、ですかね。
取材・文●水越真弓
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D-51が11/23に沖縄北谷にてストリート・ライヴを実施!
この現場をBARKSがキャッチしてきます! 彼らの地元で、彼らの原点であるストリート・ライヴ。 2人のハーモニーと心意気を全身で 伝えてくれるライヴになること間違いなし!
この映像を11月末にお届けする予定です。お楽しみに! |
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