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宇宙の星の数以上に存在する歴代のロック・バンド。華々しくデビューし、数々のアルバムをリリースしたバンドであっても、長きに亘るロックンロールの歴史の中では夜空の小さな星と同じぐらいの存在でしかなかったりする。しかし、たった数枚のシングルしか残さなかったにも関わらず、ロック・シーンに強烈な一撃を与え、ロック史に小さな足跡を残したバンドも存在する。ニューヨーク州シラキュース出身の4人組、フラッシュキューブスもそんなバンドのひとつだ。

彼らがオリジナル活動時期に当たる1977年から1979年までの3年間でリリースした作品は、「クリスティ・ガール」と「ウェイト・ティル・ネクスト・ウィーク」のシングル2枚のみ。しかし、CD全盛期の90年代末になってこのグループの本当の物語がスタートする。前出のシングルを含む編集アルバム『ブライト・ライツ』のリリースや、ライノが編集した『D.I.Y.』シリーズ、ビッグ・ディールの『イエロー・ピルズ』シリーズといった人気コンビレーションCDに彼らの楽曲が収録されたことで話題となり、グループは活動を再開。

オリジナル活動期の3年間にリリースしたのはシングル2枚のみ。しかし現在、フラッシュキューブスに対する評価は、ナック、チープ・トリック、ルビナーズ、20/20、シューズ、ナーヴスといった人気パワーポップ・バンドへの評価と同等なものだ。

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