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フランス、ブローニュ・ビヤンクール生まれ。パリで育つ。2008年にフランスのレーベル“InFiné”からファーストEP「Bora」を発表。フランスのDJ/プロデューサーAgoriaが自身のミックスコンピレーション『At the Controls』にこの曲を選び、イギリスのMassive Attackの3D、Sasha、ロンドンのFabricレジデントDJ Lee Burridgeなど電子音楽界の多くの人からすぐに支持された。

2009年に「La Dame Blanche」と題した新しいマキシシングルをリリースした。この曲は後にLCD SoundsystemのベーシストTyler Popeとオーストリアの電子音楽アーティストClara Motoによってリミックスされた。同年、同じくInFinéから初のフルアルバム『Spanish Breakfast』を発表。Electronic Beatsが選ぶ2009年のベストアルバムトップ25にランクインした。

2011年、新たなインスピレーションを求めて故郷のパリを離れ、ベルリンに向かう。2011年春には、EP「So So So」をリリースし高い評価を受けた。 2012年10月には、同じくInFinéからセカンドアルバム『Tohu Bohu』(ヘブライ語で混沌という意味)を発表。 Resident Advisorはこのアルバムに5点満点中4点の評価を与え、ローンは2012 Trax Magazineのベスト・フレンチ・アーティスト、ベスト・アルバム、ベスト・ミュージック・ビデオの3つの賞を受賞した。

『Tohu Bohu』からは3枚のシングル「Parade」、「Bye Bye Macadam」、「Let's Go」をカット。これらはすべてビデオプロモーションされ、最も成功した「Bye Bye Macadam」はYouTubeで4000万回以上再生され、Adult SwimのOff the Airエピソード「Worship」でCartoon Networkで公開されている。

2013年初頭、米国のインディーズバンド“ザ・ナショナル”は、4ADから発売された彼らのアルバム『Trouble Will Find Me』にエレクトロニックシーケンスを追加するようローンに依頼した。彼はアルバムの一部にローン流の個性を加えている。ザ・ナショナルのリード・シンガー、マット・バーニンガーはインタビューで「ローンの仕事は僕らのサウンドに新鮮さをもたらしてくれた。“Let's Go”“Parade”と、フランスの電子音楽のゴッドファーザーであるジャン=ミッシェル・ジャールはローンの作品に興味を持ち、コンピレーション『Infiné by JMJ』に彼の曲を2曲選んで収録した。アルバム『Tohu Bohu』は後に、未発表曲6曲を含むボーナスディスクと共に再リリースされ、そのうちのひとつにはジョン・スタニアがドラムを担当していた。

2014年4月に『アパッチEP』をリリース。同時にローンはキャリア初の北米ツアーを行い、コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルのThe Do LaBステージへの出演で締めくくった。同年フランスの象徴的ポップ歌手エティエンヌ・ダホのリミックスを作成、ブルトン(バンド)を発表している。

また、ラジオ・フランスのサウンドエンジニアとコラボレーションし、「Apache」、「Quitter la ville」、「Acid Reflux」のバイノーラルバージョンで、オーディオの3D効果を再現している。