DJ MASTERKEY

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88年に渡米、N.Y.クイーンズに拠点を構えリアルなHIP HOPを体感するとともに、MASTERKEYのHIP HOP LIFEが始まった。 N.Y.のTOP CLUB「MARS」「TUNNEL」といったU.S.最大級のクラブにてDJ活動を開始、日々、DJとしてのスキルを磨く生活を送ると同時に、DEV LARGE・CQ・NIPPS等と共にラップグループ「BUDDHA BRAND」を結成する。 95年、N.Y.におけるHIP HOP活動を一時中断。BUDDHA BRANDの”凄腕DJ”として帰国、デビューシングル「人間発電所」をリリース。デビューアイテムでもあり、当時とても小さなマーケットであったHIP HOPというジャンルでありながら、15万枚オーバーという輝かしいセールスを記録し、日本の音楽マーケットへ衝撃を与えた。その後もコンスタントにBUDDHA BRAND名義にて作品を発表し高セールスを上げ、97年にリリースされた「天運我に有り(撃つ用意)」は、自動車メーカー・TOYOTAの「HILUX SURF」CMソングに起用され、その知名度は全国区へ。 BUDDHA BRANDの活動と並行し、本場N.Y.仕込みのDJプレイも話題になり、97年に始まったDJ MASTERKEY主催イベント「DADDY'S HOUSE」は、平均集客1000人オーバーという毎週開催されているレギュラーイベントとしては驚異的な数字を叩き出し、名実共にJAPANESE NO.1 PARTY DJの地位を確立。音楽業界のみならず、ファッション・格闘・芸能セレブ、海外の多数アーティストが集うイベントを作り上げた。 創作活動も積極的に行ってきており、97年には自身初の名義アイテム「FAR EAST COASTING」を発表を機に、活発にREMIXワークを手掛け、今や女性ヴォーカリストとして不動の地位を築き上げた「MISIA」2nd Single「陽のあたる場所」に参加、MISIAブレイクの原動力となるとともに、HIP HOPの可能性をマーケットのみならず音楽業界にも提示した。 他にも「露崎春女」「井手麻理子」「SOUL HEAD」など様々なアーティストのREMIXを手掛け、R&Bブームの土台を築いた人間と言われている。DJとしてのリリースアイテムも多数存在しており、中でも世界的に注目された作品として、世界最大のブラックミュージックシェアを誇るレーベル「Def Jam」レーベルにおけるオフィシャルMIX CD「Def Jam 2000」を日本人として初めて手掛け、その卓越したDJ技術を日本のみに留めることのない世界レベルのアーティストとしての地位を獲得した。この2000年作品の功績から、2002年にはDef Jam U.S.所属のTOPアーティストが一枚に初めて収まった「Def Jam 2002」も手掛け、DJ作品としては日本NO.1のセールスを叩き出した。2001年には、DJ活動・クリエイティヴ活動に加え、全ての活動能力(契約・法務セクションを含む)を備えたレーベル企業、「THE LIFE ENTERTAINMENT.」を立ち上げ、メジャー流通企業「UNIVERSAL」と流通契約を結び、インディペンデント企業ながら、大手の流通網を備えたU.S.レーベルスタイルを日本において最初に定着させる。同年4月には、初の自身名義のプロデュースアイテム「ONELIFE(WON LIGHT)」をリリース。JAPANESE HIP HOP作品としては異例のセールスを記録し、オリコン初登場15位という記録を出し、DJ作品としても新人アイテムとしても異例のヒットをデビュー作品にて記録。立て続けに、人気ヴォーカルグループ「F.O.H」をfeat.した「RIDE WITH ME」、そして、自身初のフルアルバム「DADDY’S HOUSE VOL.1」をリリース。このアイテムは、HIP HOPマーケットのみならず、J-POPマーケットにおいても広く支持され、デビューアルバムながらオリコン初登場7位という素晴らしいチャートアクションをみせ、DJMASTERKEYの人気・知名度はPOPマーケットも席巻し、10万枚オーバーのビッグセールスを記録する。2002年には音楽創作活動に加え、フィギュア制作メーカー「メディコムトイ」とのコラボレーションにて、DJ MASTERKEYフギュアを発売。500体が30分にて完売というサブカルチャーマーケットにおいてもその可能性を見出している。 2003年には、世界最大の音楽専門チャンネル「MTV」において、自身がレジデントを務めるレギュラー番組「MTV屋台」の放送を開始、2003年MTVの看板番組に成長している。また、新人プロデュースプロジェクトも多数進行しており、7月にはAVEX TRAXより期待の新人「CHRIS」をデビューさせ、メジャーテレビ局「フジテレビ」とのコラボレーションにおいて年内に大型新人をデビューさせるプログラムなど。エンターテイメント業界におけるトータルプロデューサー的ポジションを確固たるものにした。

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