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父親は沖縄県生まれ日系1世、母親は祖父母が沖縄県出身日系2世。祖父母が沖縄県出身のため、幼少の頃から沖縄民謡や日本の音楽に親しみ、日系人の間で開催されるカラオケ大会などで演歌を唄い始めた。

3歳の時に最初に人前で唄った曲は、牧村三枝子の「みちづれ」日本の歌(主に演歌)は、衛星放送の歌番組や日本の親戚から送られてくるミュージックビデオなどを何回も聴き、歌詞をアルファベットに直して独学で覚えた。

2001年10月に行われた「NHKのど自慢」アルゼンチン大会に憧れの坂本冬美、鳥羽一郎がゲストで来る事を知り、同じステージに立ちたくてオーディションを受け出場し優勝。その際、坂本冬美に同行していたレコード会社東芝EMI(当時)のスタッフにスカウトされた。

2002年3月、東京・渋谷のNHKホールで開催する「NHKのど自慢・チャンピオン大会」にアルゼンチン代表で出場し、海外勢初の(平成13年度)グランドチャンピオンとなった。(歌唱曲は、門倉有希の「女の漁歌」)同年、来日。来日時は母国語のスペイン語しか話せなかった為、日本語のレッスンとボイストレーニングを始めた。

2003年8月「_も飛ばない海だよ」でEMIミュージック・ジャパンよりデビュー。ステージでは主にパンツ・スーツ姿で張り唄を中心に歌ってきたが、第5弾シングル「翼 かさねて」ではドレス姿でしっとりとした女唄にも挑戦している。

2008年1月23日発売の「愛の天秤(バランサ)」は出生地の音楽アルゼンチン・タンゴをテーマにした楽曲となっており、アコーディオニストのcobaがアレンジを担当し、演奏にも参加している。また、カップリング曲「南風(なんぷう)」は、彼女のルーツ沖縄の海人を歌った曲。

2008年8月には、沖縄県人移民100周年記念式典のイベントに参加し、来日して6年ぶりに故郷のアルゼンチンで凱旋公演を行い1500人を動員した。また、同年9月に発売した7枚目のシングル「火の酒よ」(c/w「さよなら岬」)では、原点に返り、久しぶりに勢いのある張り歌演歌になった。

2014年、美ら島沖縄大使に任命される。2015年、ビクターエンタテインメントに移籍し4月に移籍第1弾シングル「俺の漁歌」を発売。12月には自身初のベストアルバム『大城バネサ ザ・ベスト』を発売。

2016年6月、全日本テコンドー協会公認ソング「伝えたい」収録シングル「伝えたい/情熱!テコンドー」リリース。

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