Social
News
ニュース
Ranking
ランキング
Interview
インタビュー
Live Report
ライブレポート
Column
コラム
Instrument
楽器
LuckyFes
NANO-MUGEN FES.2005特集 LIVE REPORT 前編
2005.07.22 10:53
Share
一番手に登場したSPARTA LOCALSは、アジカンとも対バン経験の多い新進気鋭のバンドで、独特の和風なコブシを回しながら、殺気みなぎる独特のバンドサウンドでいきなり観客を圧倒する。「酒飲んでるか!? 飲まんか! 飲んで吐け!!」と、わけのわからないブチ切れMCをカマしつつ、ダンス・グルーヴというよりは盆踊りパワーに似た強力にエネルギッシュなステージを展開。初めて観た人にも、鮮烈な印象を残したことだろう。
続くFARRAHはイギリスからやってきたメロディックなポップ&ロック・バンドで、少年の面影を残す甘い声のヴォーカルが、感傷的、青春的、疾走感あふれるバンド・サウンドに乗ってひたすらキャッチーなメロディを歌いまくって好感度高し。ギタリストが時折キーボードでポップな旋律を奏でたり、なかなかセクシーな女性ベーシストが長い髪をひらひら揺らして踊ったり、「コンニチワ! ヨンデクレテアリガトウ!」など、やたらフレンドリーに日本語を連発したり。サイケデリックな轟音で締めたラスト曲の迫力もなかなかのものだった。 そして、間違いなくこの日前半のハイライト。今の日本のロック・シーンにおいて最もノッているバンドといっても過言ではないELLEGARDENが、進行中の自らのツアーの勢いをそのまま持ち込んだ素晴らしくアグレッシヴなライヴを展開。最新大ヒット・アルバム『RIOT ON THE GRILL』に収められた、メロディック・ロックの真髄を行く珠玉の曲たちをこれでもかと畳み掛けながら、ヴォーカリストの細美が観客に呼びかける。
「俺、普段はこんなこと絶対言わないけどさ。こんなに人が集まるんだったら、何か変えられるかもしれないよな」
アジカンが意識的に押し進めている「日本のロック活性化計画」への賛同表明として、これ以上ない言葉だろう。迷いのないリズム、まっすぐに切ないメロディ、あきらめることを知らないポジティヴな歌詞のメッセージ。頼りになるバンドが、いよいよ日本のロック・シーンの先頭集団に加わってきたことがとてもうれしい。
⇒後半に続く
FARRAH
ELLEGARDEN
>>NANO-MUGEN FES.2005特集 TOPへ >>NANO-MUGEN FES.オフィシャル・サイトへ
アジカン主催<NANO-MUGEN FES. 2025>、第1弾出演発表にくるり、ストレイテナー、The Adams、VOICE OF BACEPROT
ASIAN KUNG-FU GENERATION主催フェス<NANO-MUGEN FES.>、日本とインドネシアで11年ぶりに開催決定
<NANO-MUGEN FES.2014>、「GUESTReALM」のステージに出演する合計12アーティスト達が一斉発表
<NANO-MUGEN FES.2014>最終ラインナップを発表&コンピCDの楽曲詳細を公開
<NANO-MUGEN FES.2014>洋邦問わず豪華ラインナップの第2弾出演アーティスト発表
ASIAN KUNG-FU GENERATION presents<NANO-MUGEN FES.2014>が7月に開催決定
ラ・ラ・ライオット、名古屋公演にアジカン後藤正文がゲスト出演
ASIAN KUNG-FU GENERATION主催<NANO-MUGEN CIRCUIT 2013>第一弾出演者発表