TPAM(国際舞台芸術ミーティングin 横浜)の公演は誰でも鑑賞できる! 1月16日前売り券発売開始。

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団



“横浜はパフォーマンス・アートのメッカ”と広く印象付けるイベントのひとつが、毎年2月に開催される舞台芸術に携わる人々の国際ミーティング、TPAM(ティーパム)。
今年は記念すべき20回目の開催です。
2月6日から14日までの約1週間、13の主催公演、30以上の関連公演が横浜を沸き立たせます。
主催公演の一般向けのチケットは1月16日から発売されます。


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TPAMとは?

東京芸術見本市 (Tokyo Performing Arts Market)、略してTPAMは、当初は文字通りパフォーマンス作品を世界に発信することを目的として1995年に始まりました。
2011年に横浜に開催地が移ってからは、マーケットというより、舞台芸術に携わる人々の情報交換、交流、育成を目的とした国際的なミーティングの場として歴史を重ねてきました。
昨年は41か国から200名近い舞台芸術関係者が来日し、国内からも約500人が参加。一般観客も含めた動員数はのべ15000人にのぼり、世界的にも影響力のあるパフォーミング・アートのイベントとして知られています。

期間中には横浜のあちこちでダンス、演劇、音楽などの公演が目白押し。
関係者だけでなく、誰でも鑑賞でき、ファンにとっては世界で活躍する勢いのあるアーティストのステージが身近に、そして安価(平均すると約3,000円)で見られる絶好のチャンスとなっています。


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何を観る? 日本初演の注目作紹介

TPAMの主催公演は一般観客向けにもチケットを用意しており、1月16日から発売を開始します。
国境を越えて制作者が一緒に作品を作り上げる『TPAMコプロダクション』、キャリアのある作家が歴史や社会に対してダイナミックに挑戦している作品を取り上げる『TPAMコンテンポラリー・クラシックス』、TPAMが選任した旬なディレクターたちが選んだアジアの作品を紹介する『TPAMディレクション』の3部門で13ステージが楽しめます。
各部門からの日本初演の注目作を紹介しましょう。

ーダンスー
『TPAMコプロダクション』作品であり、今年度のオープニング・プログラムとなるタイのピチェ・クランチェンダンスカンパニーの『Dancing with Death』。
今回が世界初演となる新作です。
クランチェンにインスピレーションを与えたのは、タイの奇祭と言われるピーターコーン祭り。
修業した森から里に下りてきた仏さまについてきた精霊に若者たちが扮して派手に仮装してパレードを繰り広げます。
色もあでやかな祭りは現世とあの世の混在を具現しており、クランチェンはそこから「死後の生」を感じて本作品を作り上げました。
伝統的な土着の祭事とコンテンポラリー・ダンスとの融合は、さて、どんな世界を生み出すのでしょう?


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ー音楽ー
『TPAMプロダクション』からは、参加のディレクターの恩田晃が選んだシンガポールのバンド、ジ・オブザバトリーのライブをぜひ! 
彼らの音楽は、サイケでプログレッシブでダークウェイブで現代的…多文化で成り立つシンガポールのバンドらしく、ひとことで説明しきれません。
2015年にリリースした7枚目のアルバム『Continuum』はガムランをフューチャーしています。
独自に考案した少し物悲しくて妖しい6音階の音調を、エッジのきいたリズムで刻みます。
ラディカルな音楽実験を続ける彼らの日本での新作披露ステージをぜひ体験してください。
http://www.theobservatory.com.sg/


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ー音楽劇ー
『TPAMコンテンポラリー・クラシックス』には、韓国の音楽劇『2016工場のともしび-劇場デモ』が選ばれています。
オリジナル作品は、軍事政権下での労働者弾圧事件を、韓国の国民的な音楽家、演出家であるキム・ミンギが1978年に歌劇作品にしたものです。
その作品を、ソウルのグループ、ムーブメント・ダンダンが時代を現在に置き換えた新しい演出により日本で初披露します。
2014年のソウルでの公演では、70年代当時の民主化への渇望を現在の韓国社会への問題提起へと変貌させ、見事な社会劇になっていると好評価を得ました。
時代精神を名作に反映させたムーブメント・ダンダンの力作をお見逃しなく!


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[表4: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/64_4.jpg ]



そのほかにも『TPAMショーケース』として、約30の公演が横浜を中心に開催されます。
こちらもバラエティにとんだプログラムが揃っています。
チケットの入手方法は各ステージによって異なりますので、TPAMウェブサイトをご覧ください。

2月は横浜でステージ三昧!
毎年恒例のライフイベントにしてみませんか?

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