インシンクのランスがロシアから帰国。別のロケットで再び宇宙飛行に挑戦

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*NSYNCのLance Bassが9月23日(月)、モスクワ郊外のスターシティにある宇宙飛行士訓練センターから帰国した。彼は今後も宇宙飛行の夢を追って新たな挑戦に臨むつもりだ。

ロシア宇宙局側が何度か支払期限を延長したにもかかわらず、要求されていた額の2000万ドルを捻出できなかったため、Bassは2週間前に、10月に国際宇宙ステーションへ向かうロケット、ソユーズの搭乗者から外された。しかし、Atlas Airspaceの総局長Yuri Nikiforovによれば、この23歳のポップスターは9月21日(土)に再びチャンスを得たという。

NikiforovはAP通信に次のように語っている。「彼は10月に旅立つことはできなくなったが、宇宙飛行の計画をあきらめてはいない」

宇宙ステーションへの別の打ち上げがヨーロッパの宇宙局によって来年に計画されており、Bassは搭乗者となれる可能性をその旅行に賭ける。ロシア宇宙局は、彼は訓練費用を自分で支払い、個人的に計画を用意していると述べている。

Bassは今夏、宇宙へ飛び立つ最年少かつ最初のエンターテイナーで、民間人としては3人目の宇宙飛行者となるために3ヶ月間の訓練を行なっていた。これまでに宇宙旅行を経験した民間人は、米国のビジネスマンDennis Titoと南アフリカの企業家Mark Shuttleworthの2人。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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