小柳ゆきとボーイズ II メンによるコラボレーション・アルバムが完成!

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小柳ゆきBoyz II Menのネイザン・モリス、ショーン・ストックマンによるコラボレーション・アルバム『Intimacy』が4月24日に発売される。今回のコラボレーションは昨年のフジテレビ系「ミュージックフェア」での共演がきっかけとなって実現したもの。Boyz II Men側はサウンド・プロデュース、バッキング・ヴォーカルのほか、デュエットにも参加。ネイザンとショーンは全曲の作曲、プロデュースを手がけている。

4月15日に都内で行なわれた記者会見で、ネイザン、ショーンと共に登場した小柳ゆきは、『Intimacy』の完成について「歌が好きでずっと歌ってきた。それで、こんなすごい人たちと一緒にやることができて、私にって特別なアルバムになりました」と話した。

また、Boyz II Menがプロデュースだけではなく、コーラスやデュエットなどで全面的に参加したことについては「自分のベストの状態のものをレコーディングさせてもらい、それを彼らによって味付けしてもらったおかげで、より広がりのある、気持ちのいい曲に仕上がりました」と述べた。

小柳ゆきは今回のコラボレーションによって、ヴォーカルの面で彼らから多くの影響を受けたようだ。「Boyz II Menの曲をたくさん聴くようになって、そこでの歌い方や彼らからのアドバイスが反映されたアルバムです。いろんな歌い方にもチャレンジしてるので、新しい小柳を楽しんでもらえるのではないでしょうか」

またネイザンはこのアルバムについて「僕たちもこのアルバムが実現できて本当に嬉しい。最初は冗談半分だったけど、一緒にやっていくうちに、いかに彼女が才能溢れるシンガーであるかが分かったよ」と話した。

小柳ゆきの歌手としての才能には、ショーンも驚いたようだ。「ゆきはとっても小柄なのに、その声の強さにはとても驚いたよ」(ショーン・ストックマン)

『Intimacy』のレコーディングは、東京とフィラデルフィアの2ヶ所で進められてきた。昨年11月にはショーンが日本を訪れ、ヴォーカル入れに立ち合い、3月上旬には小柳ゆきがアメリカへ渡って収録するといったプロセスを経てきた。

「自分でプロデュースしたり、作曲した作品を渡して、ユキがいろんなものを加えたんだけど、その仕上がりは想像を越えた、新鮮なものだった」(ショーン)

『Intimacy』は全曲英語の歌詞で歌われており、アジア全域でのリリースも予定されている。ネイザンはこのアルバムを「心で音楽を感じるような人に聴いてほしい。音楽は言葉を超えた言語だ。日本以外の国の人にも聴いてほしい」という。

一方、Boyz II MenはARISTA移籍第一弾アルバム『FULL CIRCLE』が5月29日に発売される予定で、5月下旬には来日も予定されている。
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