【第44回グラミー賞】ダイアン・リーヴス、マーカス・ミラー、シャーデー、ラリー・カールトン&スティーブ・ルカサーがジャズ、ポップ部門で受賞

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Dianne ReevesMarcus MillerSadeLarry Carlton & Steve Lukatherらが、第44回グラミー賞のジャズ、ポップ、インストルメンタル部門で受賞した。

高い評価を受けたベーシスト/作曲家のMillerによるアルバム『M2』は、best contemporary jazz album(ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム)を獲得。ベテラン・ヴォーカリストのReevesは、Sarah Vaughanのトリビュート・プロジェクト『The Calling』でbest jazz vocal album(ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム)賞を受賞した。多くのスムース・ジャズの中心的存在となったポップ・ディーヴァのSadeは、アルバム『Lovers Rock』でbest pop vocal performance(ベスト・ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス)に選ばれた。

ジャズ・ギタリストのLarry Carltonとロック・ギタリストのSteve Lukatherによる、『No Substitutions - Live In Osaka』(Steve VaiのFavored Nationsレーベルからリリース)は、best pop instrumental album(ベスト・ポップ・インストルメンタル・アルバム)を獲得した。バックステージでLukatherは、受賞の喜びの気持ちを次のように述べた。「僕たちは何度もノミネートされてきたけど、ここに立って、これを(トロフィー)持つのはとても素晴らしいことだ。とにかく、受賞してからしばらくこうしているんだよ」

関連部門では、Enyaの『A Day Without Rain』がbest new age album(ベスト・ニュー・エイジ・アルバム)、Michael Breckerの「Chan's Song」(アルバム『The Nearness Of You - The Ballad Book』収録)がbest jazz instrumental solo(ベスト・ジャズ・インストルメンタル・ソロ)、偉大なジャズ・プレイヤー、Sonny Rollinsのアルバム『This Is What I Do』がbest jazz instrumental album(ベスト・ジャズ・インストルメンタル・アルバム)を獲得した。The Bob Mintzer Big Bandはアルバム『Homage To Count Basie』でbest large jazz ensemble(ベスト・ラージ・ジャズ・アンサンブル)を受賞、Charlie Hadenの『Nocturne』がbest Latin jazz album(ベスト・ラテン・ジャズ・アルバム)に選ばれた。

その他のジャズ関連プロジェクトの受賞作品では、『Lady Day - The Complete Billie Holiday On Columbia 1933-1944』がbest boxed recording package(ベスト・ボックス・レコーディング・パッケージ)、Quincy Jonesの『Q: The Autobiography Of Quincy Jones』のオーディオ・ブック版が、best spoken-word album(ベスト・スポークンワード・アルバム)に選ばれている。

Janine Coveney, Los Angeles LAUNCH.com
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