全英アルバム・チャート、ビヨンセがシングル/アルバムを制覇
今週の全英チャートは、ビヨンセがシングル/アルバム両方で1位に輝いた。最新アルバム『COWBOY CARTER』が初登場で首位につけ、2月にリリースされたリード・シングル「TEXAS HOLD ‘EM」が先週の3位から再浮上し、非連続5週目の1位を獲得した。
全英チャート史上、ブラック・アーティストによるカントリー・アルバムが1位に輝くのも、カントリー音楽で同時にアルバム/シングル両チャートの首位につけるのも、ビヨンセが初だという。
アルバム・チャートの2位は、オリヴィア・ロドリゴの『GUTS』が先週の3位から1ランク・アップし、3位にはザ・ウィークエンドの『The Highlights』が5位から再浮上した。
今週新たにトップ10入りした新作は1位のビヨンセほか、もう1作あり、元オアシスのアンディ・ベルが在籍するロック・バンド、ライドの7枚目のスタジオ・アルバム『Interplay』が8位に初登場した。
シングル・チャートは、先週まで2週連続でトップだったベンソン・ブーンの「Beautiful Things」が2位に後退。テディ・スウィムズの「Lose Control」が同じく2位から3位へ1ランク・ダウンした。
今週は3曲が新たに10位圏内にチャート・インした。英国出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー、Artemasの「i like the way you kiss me」が先週の13位から6位へ浮上し、ビヨンセの最新アルバムから2曲――ドリー・パートンの楽曲「JOLEN」のカヴァーが8位、マイリー・サイラスをフィーチャーした「II MOST WANTED」が9位に初登場している。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
全英アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が再び1位に
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』が3週連続1位
全英アルバム・チャート、デュア・リパの最新作『Radical Optimism』が1位
名エンジニア/プロデューサーのスティーヴ・アルビニが死去
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が2週目の1位
全英シングル・チャート、サブリナ・カーペンターが初の1位
全英チャート、21世紀に入り最も売れた1970~1990年代のアルバムのヴィニール盤ランキング発表
全米シングル・チャート、テイラー・スウィフトの楽曲が14位までを占める
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが14作目の1位