ビリー・ジョー・アームストロング、エディ・ヴァン・ヘイレンから受けた影響を語る

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グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、エドワード・ヴァン・ヘイレンから受けた影響について語った。ハード・ロックの世界に足を踏み入れるきっかけも、そこから離れようと思った理由も彼だったという。

アームストロングは『WTF with Marc Maron』のインタビューで、9歳のとき、初めて買ったレコードがAC/DCの『For Those About To Rock (We Salute You)』(1981年)とヴァン・ヘイレンの『Fair Warning』(1981年)だったと明かし、こう語った。「おそらく『Highway To Hell』のジャケ写のせいで、(当時の)AC/DCは勘違いされがちだったけど、実際には単なる“デビル”バンドではなかった。そして、ヴァン・ヘイレンはポップなハッピー・バンドではなかった。でも、“Mean Streets”のイントロ、あのギター・ソロを初めて聴いたとき、地獄から悪霊が解き放たれ、僕はそれらに取りつかれたような感じがした。クレイジーな反応だった。今でも、あのソロを聴くと、ぶっ飛ぶよ」


そして、ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・シーンがテクニックを競い合う「ギター・オリンピック」のようになったとき、「僕には、エディ・ヴァン・ヘイレンに少しでも近づくために、部屋にこもりギターを弾き続ける時間はない」と悟ったのが、このジャンルから離れた一因だったという。

「でも、ヴァン・ヘイレンはメロディや楽しい歌詞をともなうカッコいい曲を作っている」と、ヴァン・ヘイレンに対するリスペクトは失わなかったそうだ。

また、アームストロングは最近、YouTubeを通じ、「Crazy Train」のギター・ソロの弾き方を学んだといい、「51歳になって、10歳のときからできるようになりたいと思っていたことが実現し、自分を褒めてやりたい」気分だと語っている。


Ako Suzuki
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