全英チャート、リアム・ギャラガーのライヴ・アルバム『Knebworth 22』が初登場1位

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今週のUKアルバム・チャートは、リアム・ギャラガーが昨年6月に英国ネブワースで開いた大規模な公演を収録したライヴ・アルバム『Knebworth 22』が初登場で1位に輝いた。ソロ名義では、スタジオ・アルバム3作全てと2020年リリースのライヴ・アルバム『MTV Unplugged (Live at Hull City Hall)』に次ぐ5作目の全英1位となった。

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今週はトップ3が新作で占められ、スウェーデンのロック・バンド、ザ・ハイヴスの6枚目のスタジオ・アルバム『The Death Of Randy Fitzsimmons』が2位、UKのエレクトロニック・デュオ、ジャングルの4作目『Volcano』が3位にチャート・インした。ザ・ハイヴスは英国における最高位をマークした。

このほか、ロンドン出身のラッパー、Fredoの4枚目のスタジオ・アルバム『Unfinished Business』が9位、1973年にデヴィッド・ボウイが行った伝説のライヴ、ジギー・スターダスト最後のパフォーマンスを捉えた『Ziggy Stardust and the Spiders from Mars: The Motion Picture』の50周年記念盤が10位に初登場している。



シングル・チャートは、映画『バービー』でフィーチャーされているビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」が先週の2位から上昇し、100位圏内にチャート・イン後5週目で1位を獲得した。2位も『バービー』の挿入歌が続き、映画にも出演しているデュア・リパの「Dance The Night」が、先週の3位から1ランク・アップし、チャート・イン後12週目で最高位をマークした。

3位には、オリヴィア・ロドリゴの「vampire」が先週の4位から再浮上。オリヴィアは新曲「bad idea right?」が6位に初登場し、2曲がトップ10入りした。今週新たに10位圏内に登場したのは同曲のみだった。

先週まで10週間連続で1位だったデイヴとセントラル・シーのコラボ「Sprinter」は10位に大きく後退した。連続10週間1位は、マイリー・サイラスの「Flowers」と並び、現時点で2023年最長となる。




Ako Suzuki
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