ドラマ『すべて忘れてしまうから』ED曲をTENDRE、Chara、七尾旅人、ヒグチアイら10組が担当

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9月14日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信されるドラマ『すべて忘れてしまうから』のエンディング楽曲が発表された。キャストとしても参加するCharaや劇中音楽も担当するというTENDREをはじめ、奇妙礼太郎、七尾旅人、No Buses、paionia、ヒグチアイ、三浦透子、ミツメ、ROTH BART BARONの10組が楽曲を提供し、エンディングでライブパフォーマンスを披露するそうだ。

阿部寛が主演する『すべて忘れてしまうから』は、ディズニープラス「スター」で配信される初めての日本発オリジナルドラマシリーズ。燃え殻の同名エッセイを原作として、“ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー”を描く。

エンディング楽曲に採用されるのは、奇妙礼太郎の「竜の落とし子」、Charaの「Junior Sweet(JEWEL ver.)」、TENDREの「DRAMA」、七尾旅人の「ドンセイグッバイ」、No Busesの「I'm With You」、paioniaの「わすれもの」、ヒグチアイの「しみ」、三浦透子の「おちつけ」、ミツメの「メビウス」、ROTH BART BARONの「糸の惑星」の10曲だ。参加アーティストたちは次のようにコメントしている。

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■奇妙礼太郎 コメント

演技をするという経験ほとんど無く、自分自身への不安はありましたが、それよりもとても好きな『あのこは貴族』の岨手由貴子監督の作品に参加出来る喜びがとても大きかったです。

■TENDRE コメント

世界線をちょんと跨ぐような不思議な感覚もありましたし、Bar 灯台の店内の雰囲気が昔両親と通っていたジャズバーの雰囲気に近いものもありまして。いつものメンバーでいつものライブみたくのびのび演奏できたことはすてきな思い出のひとつです。

■七尾旅人 コメント

もし「たえず移ろっていってしまうもの」や「それでも残る何か」をBARのシーンがこの物語の基底となって示すのだとしたら、毎回、渡り鳥のようにその日だけのミュージシャンがやって来るのはユニークなアイデアだと思いました。

■No Buses コメント

今まであまりない機会だったので、話を頂いてからとても楽しみでした。

■paionia コメント

多難なバンド人生でしたので、にわかには信じられませんでした。また何か落とし穴があるのでは?という疑念も抱きつつ、一方で嬉しさと花開くことへの期待や希望を感じておりました。

■ヒグチアイ コメント

全話やりたかったです(笑) けど、終わらせ方や感じさせ方をもっと突き詰めればこういう風になっていくんだろうなと納得しています。エンディングを飛ばして見る人も多いので、そういう方にも毎話楽しんでもらえますよね。

■三浦透子 コメント

なんと贅沢でわくわくする企画なんだ!と純粋に嬉しかったです。役者としてお仕事をご一緒したことのあるスタッフさんが多かったこともあってちょっと照れ臭さもありましたが、それもまた心地よかったです。とても素敵な機会をいただけて感謝の気持ちです。

■ミツメ コメント

それぞれが思い思いのエンディングテーマを作るのは面白いなと思いました。気合の入った曲は他の方にお任せして自由にやれそうだなとも考えていました。

■ROTH BART BARON コメント

各お話に違う個性を持った音楽家が一つの大きな物語を作ってゆくことがこの作品にとても合っているなと思いました。

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なお、TENDREが実写ドラマの劇伴を担当するのはこれが初めて。TENDREは「今作の音楽担当のお話をいただいた段階で、劇中で演奏できるというオファーを同時にくださったことにとても興奮したのをよく覚えております」としながら、音楽について「登場人物の皆さんの息遣い、それぞれの場面や場所の匂い、作品自体が持つ温度感、そういったさまざまな要素に必要な感情の動きを、主にピアノをメインとして自分なりの手法で空間に描く。そんなイメージでつくりました」「すこしお手伝いしてもらったものもありますが、基本的には全曲ひとりで演奏させていただきました。今作をご覧になる皆さんと同じ様に、この世界の人々をやさしく見守るきもちで音楽を充てがっております」と述べている。

『すべて忘れてしまうから』

原作:燃え殻『すべて忘れてしまうから』(扶桑社刊、新潮文庫刊)
配信:ディズニープラス「スター」で9月14日(水)より独占配信
監督・脚本:岨手由貴子、沖田修一、大江崇允
出演:阿部寛、Chara、宮藤官九郎、大島優子、酒井美紀、渡辺大知、青木柚、鳴海唯、見栄晴、渡辺いっけい

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