ヘイルストーム、コロナ前に比べ、オーディエンスが「ケータイをいじらなくなった」

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Photo by Jimmy Fontaine

ヘイルストームのリジー・ヘイル(Vo,G)は、ライヴ活動を再開し、バンド側にもオーディエンス側にもコロナ前との変化を感じているそうだ。

◆ヘイルストーム動画、画像

彼女は『13th Floor』のインタビューで、1年半ぶりにパフォーマンスしてみてどんな気分かと問われると、こう話した。「ああ、素晴らしいわ。家にいる気分よ。いい意味で、前と違う。以前は、“私、ちゃんと声出たかしら?”とか、すごく気にしてたの。私たちは公演の後、“あなた、テンポが速すぎた”とか“私、半音下がってたかも”とか話し合ってたんだけど、いまはもう、そんな話はしてない。その瞬間をとらえ、いまを生きようとしている。公演の後、私たちはまだこれができることの幸せを噛みしめているの」

「それに、オーディエンスにも気づいたことがある。彼らも夢中になるために来てる。それってビューティフルだわ。それに、彼らが(写真や映像の撮影のため)ケータイを使い、(ステージに)注意を払わないのがすごく減った。みんな、全てを目にし、吸収したいのよ。その傾向が続いてくれればって思うわ。みんなの顔が見られるのはいいことだもの」

ヘイルストームは先週金曜日(5月6日)、約4年ぶりとなるニュー・アルバム『Back From The Dead』をリリースした。


Ako Suzuki
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