【ライブレポート】ファンキー加藤「みんなの笑顔が困っている人に手を差し伸べることになるんです」

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ファンキー加藤が12月16日(月)、17日(火)、東京・八王子 Match Voxにて台風19号からの復興支援チャリティーイベント<八王子エイド>を開催した。

◆<八王子エイド> 写真

2019年10月に日本全国各地へ甚大な被害をもたらした台風19号。ファンキー加藤の地元である八王子もこの台風で甚大な被害を受け、現在も被害が残っているという。

そんな八王子を支援すべく、「何か自分に出来ることがないか」と考えたファンキー加藤は、災害発生後から八王子に所縁のあるアーティストや行政と連絡を取り続け、今回のイベントの開催に至った。ライブチケット代やチャリティーグッズの代金は、経費を除く全てが義援金として八王子とその他の被害地域に送られる。


イベントの出演者には、デビュー35周年、八王子の大先輩のニューロティカ、憧れの存在で兄貴分でもあるLITTLE(KICK THE CAN CREW)、本番当日までシークレットとされていた、トークタイムに参加のダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)、支援活動でいち早く災害現場で動き出していたShun(TOTALFAT)、八王子を拠点として活動している金廣真悟・たなしん(グッドモーニングアメリカ)、八王子観光PR特使のフラチナリズム、BiSでも活動していた八王子出身ソロアーティスト、アヤ・エイトプリンス、八王子ご当地アイドル8princess、そして元FUNKY MONKEY BABYSのモン吉と、八王子にゆかりのあるアーティストが一堂に会した。なお、モン吉とファンキー加藤が同じイベントに出演するのはファンモン解散以来初となる。

イベントは両日共にチケットSOLD OUTの超満員。250名のライブハウス公演はプレミアチケットとなり、八王子エイドの支援に賛同するファンが全国各地から集まった。

2DAYS初日の16日(月)は、八王子エイドの主催者であるファンキー加藤はもちろん、フラチナリズム、アヤ・エイトプリンス、そしてモン吉がライブアクトとして登場。イベントサポーターとしてShun、たなしんも出演した。

フラチナリズムは「KAN&PAI-THE WORLD-」で会場を盛り上げ、トークで爆笑に包みながらトップバッターの役割を十分過ぎる程に果たし、バトンを繋ぐ。続く紅一点のアヤ・エイトプリンスは「アンサー」を披露。伸びやかな歌声とその美貌で会場を柔らかく包み込んだ。



トークタイムではShun、たなしん、ファンキー加藤に加え、ガル憎(非営利災害復興支援団体SAVE THE HIROSHIMA)、はっちゃん(サポウィズ)が加わり、軽快なトークで会場を盛り上げつつも、まだまだ伝わりきれていない災害地域の現状やボランティア状況などを分かりやすく伝えた。


会場の熱気がピークに達したタイミングで、ファンキー加藤が「呼び込みした方がいいかな? 楽しんでってください! モン吉!」と声をあげる。超満員の会場から悲鳴にも近い歓声が響き渡ると、オープニングSEに続いてモン吉が登場。「サヨナラREMEMBER」をステージ狭しと走り回りながら会場を圧倒した。


MCでは、「小学校、中学校、高校、専門学校ずっと八王子。これからもずっと八王子!」と八王子への愛を伝えながらソロ楽曲を中心に披露。「次はあいつだ!」と、八王子エイドの主催ファンキー加藤にバトンを繋いだ。

そして登場したファンキー加藤は、ソロデビュー曲であり、自身のライブ定番曲でもある「My VOICE」で盛り上げる。さらに2ndシングル「輝け」を立て続けに披露すると「久しぶりに歌います」と、3rdシングル「太陽」「中途半端なスター」と気持ちのこもったセットリストを展開。最後は、“ここにいるみんなが八王子エイドファミリーだ!”と「ブラザー」を披露して1日目を締めくくった。


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