イギー・ポップ「俺を嫌っている連中を苛立たせるために長生きしてやる」

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Photo by Rob Baker Ashton

イギー・ポップは、友人やバンド・メイトの死を経験し、自分の人生や死について考えるようになったそうだ。彼は少なくとも80歳までは生きたいという。

◆イギー・ポップ画像

イギーは『The New Yorker』のインタビューで、元バンド・メイトたちの死に「感極まった」と話した。「俺の生存率はどれくらいなんだろうって考え始めたよ。もし明日死ぬってなったら、俺はどう感じるんだろうって思い、いま自分がやってることに目を向けた。俺が唯一望むのは、俺を嫌っている連中を苛立たせるために(少なくとも)80にはなってやるってとこだ」

彼は今年4月に72歳になったが、リタイアはとくに考えていないそうだ。「いつも思うんだよ。もし俺が音楽を作るのを止めたら、俺はコーヒーではなく紅茶を飲むようになるんだろうか? もっと頻繁に歯を磨くようになるんだろうかって。それとも酒浸りの鬱状態になるのか……。俺がいつ死ぬか、賭けになってるんだろうな」

イギーは来月6日、3年半ぶりとなるニュー・アルバム、18枚目のソロ・アルバムとなる『Free』をリリースする。前作『Post Pop Depression』(2016年)は、ザ・ストゥージズのアルバムも含め、彼のキャリアで初めて全英トップ5入りした。

Ako Suzuki
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