マイケル・シェンカー、UFOのフィル・モグをマイケル・シェンカー・フェストに誘う

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マイケル・シェンカーは、元バンド・メイト、UFOのフロントマン、フィル・モグをマイケル・シェンカー・フェストに誘ったことがあるという。

◆マイケル・シェンカー画像

UFOを結成し、唯一の存続メンバーであるモグは昨年、「次のツアーが最後」と宣言。モグだけでなくUFOにとっても最後のツアーになるのではないかと考えられており、シェンカーは『Rock Music Star』のインタビューで、このフェアウェル・ツアーに参加しないのかと問われると、こう答えた。「意味がない。まず、俺はオリジナル・ラインナップでない限り、スコーピオンズもしくはUFOとは何もできない。それに、彼らの組織に関わるつもりはない。終わり」

そして、モグは「すごく近くに住んでいるから、年中、出くわしている」と話し、彼をマイケル・シェンカー・フェストに誘ったとの逸話を明かした。「俺はこう言ったんだ。“ヘイ、フィル。マイケル・シェンカー・フェストに加わったらどうだ。いまやってるUFO、君がUFOと呼んでいるもの以上に、俺と君のほうがUFOらしい”ってね。UFOに意味があったのは、俺がいた時代だからな。UFOは当時、世界最強のバンドになりつつあった。(そのまま2人が組んでいたら)今でも世界一だっただろう」

昨年4月70歳になったモグは、数年前から脱退を考えていたと言い、「来年の公演はこのバンドとの僕の最後のタップダンスになる。2019年はUFOにとって50周年記念だ。だから、ぴったりのタイミングだと感じている。UKでの最後のツアーに加え、バンドと強いつながりを持つ地域でプレイする。しかし、UK以外の場所は長いツアーにはならない。プレイするのは素晴らしいが、ツアーは常に快適というわけではない。とても厄介なものになってきた。僕はいつも、そういう段階に到達したら身を引こうと自分に言い聞かせていた。それを実行する。辞めるに相応しい時期だ」との声明を出した。

UFOの50周年記念ツアー<UFO Last Orders 50th Anniversary Tour>は先月、英国で始まり、夏にはヨーロッパで開催される。

モグは昨年の時点で、ツアー終了後について「僕はもうライブやアルバムの制作はしたくない。そうは言っても、(音楽活動は)続け、自分自身のアルバムを作ることもあるかもしれない。どうなるか見てみる必要がある」とコメントしていた。

Ako Suzuki
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