レジェンドたち、逝く……ネガティブニュース[逝去編]WORST8+2【2018年をBARKSニュースで振り返る】

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アーティストの天寿、あるいは突然の終焉の日は避けられないもので、2018年にもいくつかのアーティストの訃報が届いた。今年はその一部を紹介しつつ、あらためて彼らを偲ぶ。


正真正銘のレジェンド、MR.BIGの創設メンバーであるパット・トーピーの訃報には多くの音楽ファン達が胸を痛めた。パーキンソン病の合併症により64歳でのまだ早い別れとなった。2017年には闘病のなか、武道館で「Just Take My Heart」を叩いてくれた。追悼コンサートに追悼盤とMR.BIGの2018年は亡き彼へのリスペクトに彩られた形になったが、エリック・マーティンは来年のアルバムがMR. BIG最後のアルバムになる可能性が高いとしている。


元ザ・ベンチャーズのノーキー・エドワーズは3月12日に永眠。82歳だった。独学で磨き上げた彼のギターテクニックが後世多くのギター・プレイヤー達に影響を与えた。ベンチャーズは彼の訃報に接し、その功績を惜しみなく称えるとともに「彼の曲Ginza Lights(二人の銀座)はザ・ベンチャーズの日本での最初のヒット曲の1つで、いまでも日本でスタンダードであり続けている」と綴っている。


アヴィーチーの死はあまりに早すぎた。若干28歳。正式な死因は発表されておらず、遺族からのコメントについて“彼の死因が自殺だったと示唆したのではないか”という見方もある。日本でもSNS・ラジオ・地上波を問わず彼の死を嘆く声が沸き起こっていたのが記憶に新しい。


また、日本でもBABYMETALのサポートバンド“神バンド”にギタリストとして参加していた藤岡幹大が享年36歳で永眠している。天体観測中に高所から落下し、療養中に容態が急変して帰らぬ人となった。

クランベリーズのドロレス、ベイ・シティ・ローラーズのアラン・ロングミュアー、新進ラッパーのXXXTentacion、元パンテラのドラマーだったヴィニー・ポール……いずれも惜しまれるアーティストたちに改めてその冥福をお祈りする。合掌。

なお、その一方で、2018年は過去に非業の死を遂げたアーティストの物語が昇華した年でもあった。クイーンのドキュメンタリー映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットや、hideの20回目の命日に伴うイベントなど。アーティストの生き様はその音楽とともに後世まで残り続ける。以下、ランキングに番外2記事として追加ご紹介する。

text by BARKS編集部(宮)


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