洋楽TOP20【2018年をBARKSニュースで振り返る】

2018年も洋邦問わずさまざまなアーティストの情報を届けたBARKSの記事のなかから、よく読まれた洋楽ニュースTOP20を振り返る。

◆洋楽TOP20ランキング【2018年をBARKSニュースで振り返る】

1位に輝いたのは、現在日本を席巻しているクイーンのバイオグラフィ映画『Bohemian Rhapsody』（邦題『ボヘミアン・ラプソディ』）の日本公開決定のニュースだ。華やかな成功の裏にあったクイーンの知られざる物語を描いたこの映画は、動員500万人突破、興行収入70億円の報せも先ごろ届いたばかり。お正月に向けてますますの快進撃が期待され、最終興行収入は80億以上が確実とのこと。ロジャー・テイラーとともに音楽総指揮を務めたブライアン・メイは、この日本での大ヒットに対してファンにはっぴ姿で感謝を示した。




2位にランクインしたのは、テイラー・スウィフトの楽曲「...Ready For It?」が2017年12月よりNetflixで配信のリアリティーショー『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』オープニングテーマ曲に決定というアナウンス記事。同シリーズでテイラー・スウィフトの楽曲が使用されるのは、「We Are Never Ever Getting Back Together」「New Romantics」に続き3作目だ。これは2017年末に公開した記事のため、テラスハウスの注目度の高さがうかがえる結果と言える。ゲスの極み乙女。の休日課長（B）こと和田理男（31歳）が入居したというニュースも人々の関心が高かった。

続いては、ポール・ウェラーの長女Leahが、日本人のモデルTomo Kurataと結婚というハッピーニュース。Leahは、ウェラーと1人目の奥さんであるスタイル・カウンシルのバッキング・シンガーだったDee C. Leeとの間に誕生し、現在はシンガー／DJとして活動している。Leahの美しさとともに、ウェラーの子だくさんっぷりにも注目が集まった記事だった。




今回のTOP20には、海外アーティストの来日公演に関する記事がいくつかランクインしている。これから2019年2月25日に開催されるのがマルーン5史上初の東京ドーム公演、2018年11月20日(火)、21日(水)に東京ドーム2daysを実施したのはテイラー・スウィフト。チャーリー・プースは、2018年11月にエディオンアリーナ大阪＆幕張メッセ イベントホールにて単独としては初となる来日公演を実施した。

その一方で残念な訃報も届き、MR.BIGの創設メンバーの1人であるドラマーのパット・トーピーがパーキンソン病の合併症により2月に亡くなった。3月には、ザ・ベンチャーズのリード・ギタリストだったノーキー・エドワーズが腰の手術後もたらされた合併症により亡くなった。後世に多大な影響を与えたふたりの旅立ちを、多くの人が悼んだ。






音楽フェスに関する記事も今回ランクインしている。ボブ・ディランのフジロック初出演を前に、日本でのディラン作品を一手に担うソニー・ミュージックジャパンインターナショナルのゼネラルマネージャーに様々な疑問／質問をぶつけたインタビュー記事は、当日のステージの期待をさらに高めたとともに、ボブ・ディランという唯一無二の個性も浮き彫りにした。また、フジロックの環境の真逆にあるとも言える、都市型ダンス・ミュージックフェスティバル＜ULTRA JAPAN 2018＞（＠TOKYO ODAIBA ULTRA PARK）の出演アーティスト発表の記事も多く読まれた。5周年のアニバーサリーイヤーを迎えた＜ULTRA JAPAN 2018＞には、ゼッドやDJスネーク、アーミン・ヴァン・ブーレン、ニーナ・クラヴィッツなどクラブミュージックシーンの錚々たる面子が集結した。