【連載003】Little Black Dressの歌謡放浪記 BARKS連載編

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19歳、シンガーソングライターのLittleBlackDressです。こんにちは!この連載では、@FMさんで私が担当させてもらっているラジオレギュラー番組「TIME STRIPPER」の中の弾き語りのコーナー『歌謡放浪記』でお話ししていることをもう少し掘り下げて語らせてもらいますっ♩

今回は7月22日放送の歌謡放浪記で弾き語った、中島みゆきさんの時代。そして、番組の最後にリスナーの方から頂いた質問、「LittleBlackDressのユニット名の由来」についても、書いてみようと思います^^


中島みゆきさんの時代という曲は、1975年にリリースされたナンバー。誰もが知っている名曲。これまた多くの方にカバーされていますよね。1975年という年は「シンガーソングライター」と呼ばれる女性アーティストの方が多く出てきている年。70年代は、荒井由実(現・松任谷由実)さんや、「恋人よ」で有名な五輪真弓さんなどもデビューされてますね。

この「時代」の歌詞。私はもう、聴きすぎて聴き流してしまっていましたが、カバーしてしっかり歌詞を見直すと、誰にでも当てはまることや起こりうることが連なっていて。そんな時代もあったね。あんな時代もあったね。という歌詞で自分自身に置き換えて聴くことができるところがまた、心にしみる…。中島みゆきさんが作る歌詞は、人生について考えさせられるものが多いイメージで心臓にグサッと刺さり、ハッと声を出して気づかされてしまうというような印象が強いな〜歌詞だけではなく、メロディも素敵です。セリフのような歌詞にも、実は自然なメロディがついていて、言葉の抑揚を活かしているように聴こえるので、中島みゆきさんは言葉をすごく大切に扱われているんだなあと感じます。

まさに「時代」を渡り歩いてきたこの曲ですが、聴く人、歌う人、時代の流れによって曲の色も変わって聴こえるなあと感じます。それってすごい力ですよね〜

今日事務所の社長とも「音楽を作る時は、自分のためじゃなくて誰かを想って作った方が響くよね。」「スッと入ってくる曲は、どこか聴いたことがある曲かもしれないね。」と話をしたばかりです。本当にそう思います。
やはり音楽は世界の共通言語であり、良い曲というのは例え言葉がわからなくても伝わってくるものだと。
私なりの分析ですが、普遍的なメロディと歌詞であるほど実は良い曲って呼ばれているのかも?ただ、普遍的を作るってすごく、難しいです…。
「個性が出やすい」というのはメリットでもデメリットでもある…。曲作りをしていて、ふと、昔ってずるいなあって思ってしまう。時代が巡るほど音楽は溢れていくし、新しい発見だ!と思っても既にあるものだったり、、、
何年か前からボーカロイドなども出てきて、人間が歌わないのもありなのか!と驚きましたが、これから先、どんな音楽の世界が広がっていくんでしょうか。
ずっと一音の曲とか、新しい楽器が誕生するとか、どんなことが起こるんだろうか。まあ、たとえどんな時代になろうと、昭和歌謡の素晴らしさは伝えていきたいです。日本語ってこんなに魅力的なんですということを、私自身も表現していきたい!



「言葉にしないと伝わらない」とよく言いますが、口にできないくらい大切に慎重に言いたい言葉もあったり、伝え方がわからないが為に言葉にならない場合もありますよね。たとえ短い言葉でも、それが持つ力というのは、自分が思っているよりはるかに相手に影響を与えるものだと思う。この言葉だけは言わないようにしているとか、この言葉がきっかけでこんなことが起こりました。など、エピソードがあれば是非教えてください。
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後半は、番組の最後にリスナーの方から頂いた質問「LittleBlackDressのユニット名の由来」について、初めて触れさせてもらいます。
このユニット名、初めてMISIAさんのオープニングアクトを務めさせていただいた時にお会いした、アートディレクターやフォトグラファーとして活躍されている「信藤三雄」さんに付けていただきました。きっかけは単純で、私がその時真っ黒のミニワンピースを着ていたから。真っ黒だと喪服みたい魔女みたい、という声もあったけど…。でも、皆様と初めましての場で自分を表現するには、何を着ればいいだろう。と考えた結果です。
ブラックって、色んな方向にイメージが広がる不思議な色だと思っています。そして、曲を書いている時にふと、ブラックには「マイナスのイメージ」「プラスのイメージ」と極端な2面性があること、と人間の性格の2面性は似ているものがある。と思ったんです。なぜかね。そこから、自分の歌詞の世界観を表すにはブラックが一番だと、イメージカラーにしています。2面性は誰にでもある、生きていく上で必要な顔であって、どちらも本当の自分。音楽だって、「プレイリストを人に見られるのは恥ずかしい」などとよく聞くように聴く人、作る人のパーソナリティーが出るもの。そんな共通点が偶然いろいろ絡まっての、由来でした。ただ、名前を付けていただいたきっかけは本当に単純な理由、「私が真っ黒のミニワンピースを着ていたから。」笑いつか、何十年後かに、「アーティストのLittleBlackDress」と言ってもらえるようになる為に、これから先もずっと、いい音楽を沢山聴いて、触れて、作るぞ!

ラジオ番組「TIME STRIPPER」でも、いい音楽を沢山流しています!ぜひ聴いてみてください。番組への感想、メッセージ、リクエストなども受け付けております。
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では、第三回目の「歌謡放浪記 BARKS連載編」はこの辺で^^
いかがだったでしょうか。
ちなみにラジオは、@FMにて毎週日曜日深夜25:00〜25:30でお届けしております。
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次の連載は、来週を予定しております!ラジオもお楽しみに♩最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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