SikTh、怒涛の変拍子が押し寄せる11年ぶりのアルバム5月発売

ポスト

ツインボーカルを擁する、英国が生んだプログレッシブ/カオティック・メタルバンドSikThが、実に11年ぶりの通算3作目『ザ・フューチャー・イン・フーズ・アイズ?』を今年5月に発表する。

◆SikTh 画像&映像

2008年に解散したSikTh、2013年末に復活を宣言。2014年に、英<ダウンロードフェスティバル>にサブステージのヘッドライナーとして出演し、2007年以来となるライブで華々しく復活を飾った。2015年にはEPを発表し、フルレングスアルバムが待ち望まれる中リリースされるのが本作だ。

SikThはスウェーデンのメシュガーと共に、多弦ギターを用いたテクニカルなロックのジャンル“ジェント”の始祖とも呼ばれる。本人たちこそジェントバンドと名乗っておらず周囲もそう呼ぶことはないが、彼らを大きな影響元として数多くの若いバンドたちがジェント的な音楽性を開花させていった。

そういった後輩バンドたちの中に、直近の59回グラミー賞のベストメタル・パフォーマンスにノミネートされたペリフェリーがおり、そのベーシストであるアダム“ノリー”ゲットグッドが本作のミックスを手がけ、収録曲「クラックス・オブ・ライト」には同じくペリフェリーからシンガーのスペンサー・ソーテロがゲスト参加している。

再結成後、フルアルバムのリリースがないにもかかわらず、2014年、2015年と2年連続で来日をしており人気の高さが伺えるSikTh。2016年にスリップノットやメガデス、ラム・オブ・ゴッドらも所属する大手マネジメントと契約したことにより、活動の規模を拡大。本作を引っ提げての来日も望まれるところだ。

なお、本作から「ノー・ウィッシュボーンズ」のリリックビデオがすでに解禁になっており、アルバム冒頭を飾る「ヴィヴィッド」も本日よりバンドのホームページにて公開された。



『ザ・フューチャー・イン・フーズ・アイズ?』

5月24日(水)日本先行発売
VICP-65452

◆SikTh オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報