黒猫チェルシー、<ネコのコネ>第1回でモールルと対バン。次回は東名阪ツアー

ポスト

黒猫チェルシーが新たに立ち上げた新自主企画イベント<ネコのコネ>の1回目が9月19日に渋谷WWWにて開催された。

◆<ネコのコネ>ライブ画像(モーモールルギャバン、黒猫チェルシー)

このイベントは、黒猫チェルシーが共演したいアーティストへ出演をオファーし、“黒猫チェルシーのコネを、素晴らしいアーティストへ広げていこう”というコンセプトでスタート。名付け親であるという岡本啓佑(Dr)は「過去のコネも、これから出逢えるコネも使って、J-POP界をコネくりまわす!」と意気込みを見せている。



記念すべき1回目の対バンアーティストに選ばれ、先攻で登場したのはモーモールルギャバン。眩しいばかりの金髪に美脚を存分に見せつけたボクサーパンツ一丁のゲイリー・ビッチェ(Dr/Vo)と、キーボードから銅鑼まで使いこなすテクニシャンな紅一点ココ=カティ。心地の良い安定の重低音でバンドをまとめるベーシスト、T-マルガリータからなるインパクト抜群の3ピースバンド。インパクトも勿論のこと、その高い演奏技術とパフォーマンスで大いに会場を盛り上げた。



後攻はイベント主催バンド・黒猫チェルシー。暗闇の中、楽器隊によるグルーヴィーなセッションがスタートしたかと思うと、渡辺大知(Vo)が登場しライブスタート。1曲目の「嘘とドイツ兵」から澤竜次の強烈なギターソロが唸り、開始早々アップテンポな2曲を立て続けに披露。会場のボルテージは一気に上がった。

MCでは「皆さん、恋してますか?僕はロックンロールに恋してます!」と宣言した渡辺大知。自身も出演していたNHKドラマ『まれ』の劇中歌「涙のふたり」とTBSドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』挿入歌である「抱きしめさせて~美登里の部屋Ver.~」を立て続けに披露し、会場に集まった観客を聴き惚れさせる。

そして現在制作中という新曲を初披露。その男らしく土臭いサウンドは、まさしく先程の“ロックンロールに恋をしている”黒猫チェルシーを証明しているような1曲だ。

ここで会場が暗転しトランペットを持った宮田岳(Ba)がスポットライトに照らされる。客席からの驚きと期待の拍手の中、繊細でセクシーなソロ演奏が披露された。後に「元ブラスバンド部部長、根っからのトランペット好きです。」と渡辺大知から紹介されていたが、メンバーのいつもと違った一面を見られるのも、<ネコのコネ>ならではの魅力の1つかもしれない。

ライブ後半ではもう1つの新曲も披露。こちらはズッシリとした重低音に強烈なギターリフが印象的で、特徴的な歌詞やラップのエッセンスも醸し出された、メンバーのワクワクが滲み出ている楽曲だ。

この後は息つく間もなく、アニメ『NARUTO疾風伝』のEDテーマでもある「青のララバイ」を含むアップテンポな楽曲を披露。会場は常時、拳があがり、一気にラストの「恋はPEACH PUNK」まで盛り上がった。

アンコールでは早くも来年1月に、<ネコのコネ>が東名阪ツアーとして開催される事がアナウンスされた。「明日も皆ハッピーで、もし何か嫌な事があっても“まぁ、いっか”と乗り越えらる様に心を込めて歌います。」というMCから「東京」の熱唱でステージは締めくくられた。

<黒猫チェルシーpresents『ネコのコネ Vol.2~4』東名阪全3公演>

≪オフィシャルサイト先行≫
受付期間:9/20(火)12:00~9/25(日)23:00
枚数制限:お一人様4枚まで
当落発表:9/28(水)18:00予定
発券開始:11/26(土)10:00~
受付URL:http://w.pia.jp/s/kuroneko16of/ (PC・モバイル共通)

・黒猫チェルシーpresents『ネコのコネ vol.2』
1月24日(火)渋谷WWW
OPEN/18:30 START/19:00

・黒猫チェルシーPresents『ネコのコネ Vol.3』
1月27日(金)大阪・心斎橋Pangea
OPEN/18:30 START/19:00

・黒猫チェルシーPresents『ネコのコネ Vol.4』
1月28日(土)名古屋RAD HALL
OPEN/17:30 START/18:00

※全公演ともに前売り3000円(D別)、出演:黒猫チェルシー、GUEST BAND有り
*全公演ともにゲストバンドは後日発表。
*全公演ともにチケット一般発売は11月26日(土)
この記事をポスト

この記事の関連情報