ベーシストのロブ・ワッサーマン、死去

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ルー・リード、ニール・ヤング、エルヴィス・コステロ、ヴァン・モリソン、リッキー・リー・ジョーンズ、グレイトフル・デッドのボブ・ウェア(Ratdog)ら多くのアーティストと演奏してきた名ベーシスト、ロブ・ワッサーマンが、水曜日(6月29日)、64歳で亡くなった。

◆ロブ・ワッサーマン画像

子供のときヴァイオリンから始め、20歳でアップライト・ベースに切り替えたというワッサーマンは、ジャズからポップ、カントリー、ロックまであらゆるジャンルを演奏できるマルチ・プレイヤーとして名を馳せ、1988年にリリースしたソロ・アルバム『Duet』に収録される「Brothers」でグラミー賞(最優秀ジャズ・ヴォーカル・パフォーンマンス)を受賞した。

死因は明らかにされていないが、長年の友人だったウェアはこの日、「僕の大事な友人@Rob_Wassermanがいま、深刻な健康上の問題に直面している。どうか、彼と彼の家族と力を分かち合えますように」とつぶやいていた。しかし、残念なことにその祈りは届かず、ウェアはわずか数時間後、「世界の最も美しい友人、アーティストの1人が逝ってしまった。僕がいつもそうであったように、みんなの心の中にもロブの優しさと音楽が生き続けますように」と、告げた。

ワッサーマンは近年では、ルー・リードとメタリカのコラボ・アルバム『Lulu』(2011年)のレコーディングに参加していた。

合掌。

Ako Suzuki
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