アクセル・ローズ「AC/DCには、俺のほうから連絡した」

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アクセル・ローズが、珍しくインタビューに応え、AC/DCのツアーに参加することになった経緯やブライアン・ジョンソンの代理を務める難しさについて語った。

◆AC/DC&アクセル・ローズ画像

アクセルは「俺はハッピーだしワクワクしている」が、「ある意味、ほかの人が犠牲になっているところで、浮かれ騒ぐのは相応しくないと思っている。そのために俺はここにいるわけじゃない。不運なシチュエーションなんだ」と、BBC 6 Musicに話した。

彼は、ブライアンが聴力の問題でツアーを続けられないと知ったとき、自分からAC/DCに連絡を入れたと明かした。「ニュースで知ったその日、俺から電話したんだ。いま、彼らのプロダクション・マネージャーをしている人に電話した…。チケットが売りに出されている公演、ソールドアウトした公演、その他もろもろ問題が発生するのはわかっていたから。だから、もし俺が手伝えるなら、もし俺ができるのなら、そして、彼らが興味を持つなら、役に立ちたいって思った。そうやって、始まったんだ」

「俺は、“AC/DCのために歌ってやろう”なんてことは考えていなかった…。“もし俺ができるなら、そして、もし彼らが、俺はやれると思うなら”って、そんな風に考えてた」

また、ブライアンは素晴らしいシンガーで、彼の代理を務めるのは困難だと話した。「『Back In Black』の曲の大半は、本当にチャレンジだ。俺は、決してブライアンに礼を失するつもりはない。彼のパフォーマンスの評価を落とすわけにはいかない。彼は素晴らしいシンガーで、歌うのは本当にチャレンジだ。俺は、ファンのために力を尽くすのみだ」

アクセルがフロントを務めるAC/DCのヨーロッパ・ツアー12公演は、土曜日(5月7日)、ポルトガルで初日を迎える。

Ako Suzuki
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