ホイットニー・ヒューストン、初の公式ドキュメンタリー映画制作

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『ブラック・セプテンバー:ミュンヘン・テロ事件の真実』でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド監督が、ホイットニー・ヒューストンの人生を描いた長編映画が制作することを発表した。ホイットニーの遺産管理団体が承認した初のドキュメンタリーとなる。

◆ホイットニー・ヒューストン画像

マクドナルド監督は、「彼女の人生のダークな部分を避けて通るつもりはないが、観客が、ホイットニーや彼女の音楽に対してポジティブな気持ちを抱き、映画館を後にするような作品にしたい」と話している。

ホイットニーを発掘したクライヴ・デイヴィスをはじめ、家族、友人、コラボレーター達のインタビューを収録するほか、幼少期のプライベート映像やレアなパフォーマンス映像、デモ、オーディオなどへのアクセスが許可されており、「最も熱烈なファンでさえ知らない彼女の姿を明らかにしたい」という。

スコットランド出身のマクドナルド監督は、アカデミー賞を受賞した『ブラック・セプテンバー:ミュンヘン・テロ事件の真実』(1999年)ほか、ミック・ジャガーのTVドキュメンタリー『Being Mick』(2001年)、ボブ・マーリーの『Marley(ルーツ・オブ・レジェンド)』(2012年)、映画『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006年)、『消されたヘッドライン』(2009年)などを制作している。

Ako Suzuki
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