【ライヴレポート】TETSUYA、アコースティックの夜に「ニヤッとしちゃった」

TETSUYA（L’Arc～en～Ciel）が昨日4月15日、Billboard Live TOKYOにてFC限定ワンマンライヴ＜C?LUXE NIGHT Vol.1.5＞を開催した。

◆TETSUYA 画像

この公演はファンクラブ『C?LUXE』発足1周年を記念して行われるもので、アコースティック編成によるプレミアムな同ライヴ＜C?LUXE NIGHT Vol.1.5＞に加え、4月29日にはEbisu The Garden Hallにて＜C?LUXE NIGHT VOL.2＞と題したバンド編成のライヴも開催される予定だ。

Billboard Live TOKYO公演は着席スタイルゆえ、心ゆくまでアコースティックスタイルの音楽を堪能することが出来る。さらに、当日限定メニューの“バナナのパンケーキ”をはじめとした各種フード、TETSUYA自身が命名したカクテル“ジューシーバナナ”が開演前から楽しめるなど、まさにプレミアムな空間が心地いい。

オープニングはTETSUYAが客席内の階段をさっそうと駆け降りながら登場するサプライズ。この小粋な演出にC?LUXE会員たちから喜びの大歓声が湧き上がった。そして、黒のジャケット、赤いストール、シックなジョッキーブーツの華麗な出で立ちのTETSUYAが、マイクスタンドを前に、まず歌い出したのは躍動感溢れる「LOOKING FOR LIGHT」だ。ピアノ、アコースティックギター、パーカッション、バックコーラスというシンプルな構成の中で、さまざまな楽曲を伸びやかな歌声で聴かせるTETSUYAの姿に、この夏、ソロデビュー15周年を迎えるヴォーカリストとしての貫録が漂う。

「オープニングのあの感じ、自分でニヤッとしちゃった（笑）。なんかちょっと、リサイタルって感じでしょ？」──TETSUYA

MCで茶目っ気もみせていたTETSUYAはその後も、ファンの間でシングル化が待たれる「Time goes on～泡のように～」や「Make a Wish」をしっかりと生で聴かせ、会場中が歌に酔いしれて＜C?LUXE NIGHT Vol.1.5＞が終了した。次回は4月29日、＜C?LUXE NIGHT Vol.2＞と題されたバンド編成のライヴが恵比寿ガーデンホールで行われる。

撮影◎今元秀明