グレン・ヒューズ「デヴィッド・ボウイのおかげでディープ・パープルに留まった」
グレン・ヒューズは、リッチー・ブラックモアがディープ・パープルを脱退したとき、自身も辞めようと思ったが、当時のルーム・メイトだったデヴィッド・ボウイに止められ、考え直したそうだ。
◆トミー・ボーリン&グレン・ヒューズ画像
ヒューズは、『Ultimate Classic Rock』のインタビューでこう話した。「彼(ボウイ)は『Station To Station』を作っているとき、俺と住んでいたんだ。彼はいつも俺にこう言ってたよ。“変化し続けろ。決して同じでいるな。絶対に同じとこに、い・る・な”ってね。そのレザー・パンツを捨てろ! そのブーツは破棄しろ、その髪、俺に切らせろ!って。彼にとって大事なのは、永遠に変わり続けることだった」
「リッチーがバンドを辞めたとき、正直言って、俺はトラビーズに戻りバンドをリフォームしたかった。ボウイが俺の家にいて、こう言ったんだ。“新しいギタリストを見つけるべきだ。リッチーと全く違うサウンドのね。多分、外見も違うほうがいい”って。俺を説得したようなもんだ。ジョン(・ロード)と俺は、投げ出すとこだったと思うよ。でも、ボウイが彼のメルセデスで俺をトミー(・ボーリン)のオーディションに送っていったんだ。そう、あの日、俺があそこへ行ったのはボウイによるところが大きい。そして、俺はトミーを見た瞬間、彼に惚れたんだよ」
これは1975年の出来事。1976年2月12日号の『Rolling Stone』誌のボウイのインタビュー記事にも、「彼はいまディープ・パープルのグレン・ヒューズの家に滞在している」との記述がある。
ヒューズは1月10日にボウイが亡くなった際、「俺の髪を切ってくれて、俺の服を全て捨ててくれて、ありがとう。俺に変わるってビジョンを教えてくれて、ありがとう。そして、恐れ知らずになるってことも…」と彼を追悼していた。
ヒューズは今週金曜日(4月8日)、ディープ・パープルのメンバーとしてロックの殿堂入りする。
Yours truly & the #ultimate #tommybolin on #DEEPPURPLE tour ..you are loved and missed my lil #brother & I will remember you at @rockhall #RockHall2016 #dreamer #teazer 👁✌👁
Glenn Hughesさんの投稿 2016年3月30日
Join me to celebrate DEEP PURPLE'S Induction into the ROCK & ROLL HALL OF FAME ⚜ I'm looking forward to having a...
Glenn Hughesさんの投稿 2016年2月26日
Ako Suzuki