<ひなフェス>ソロ曲情報解禁。モー娘。譜久村はももちに捧ぐ(?)Berryz曲

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■ 各公演のソロ楽曲情報

今回、<ひなフェス>の各公演でのソロ楽曲が決定、その情報を独自に入手することに成功した。すでにソロのメンバーは抽選結果により発表済みだが、果たして彼女たちはどの楽曲を歌うのか。その情報を以下に発表しよう。

3月19日(土)昼公演
高木紗友希(Juice=Juice)×「リゾナント ブルー」(モーニング娘。楽曲)

3月19日(土)夜公演
譜久村聖(モーニング娘。'16)×「世の中薔薇色」(Berryz工房 楽曲)

3月20日(日)昼公演
小川麗奈(こぶしファクトリー)×「桜→入学式」(Berryz工房 楽曲)

3月20日(日)夜公演
和田彩花(アンジュルム)×「Take off is now!」(モーニング娘。楽曲)

4曲中、2曲がモーニング娘(どちらもアルバム『プラチナ 9 DISC』に収録)、2曲がBerryz工房という、著しくバランスを欠いた楽曲に決定。このガチ感こそがハロー!プロジェクトならではであり、ソロを担当することになったメンバーの意向が強く反映されたことが伺える。1曲ずつ、簡単に紹介しておこう。


・高木紗友希(Juice=Juice)×「リゾナント ブルー」

高木紗友希がモーニング娘。の田中れいなの度を越したファンであることはよく知られている。舞台で共演した田中と大入り袋の中に入った五円玉を交換して嬉しくて泣くほどの重度のファンである高木が選んだのは、いわゆるプラチナ期を代表する一曲である「リゾナント ブルー」。ファンであれば周知の事実だが、この曲での田中れいなの存在感は目を見張るほどであり、田中れいななくしてこの名曲はこの世に存在することはなかっただろう。すべての力を出し切ってこの曲と向き合う高木紗友希の姿は見届けておいて損はないはずだ。



・譜久村聖(モーニング娘。'16)×「世の中薔薇色」

“石を投げれば変態に当たる”と言われているハロー!プロジェクトの中でも、譜久村聖の嗣永桃子への偏愛っぷりはなかなかのもの。今年の冬ハロコンの舞台裏で「誰か衣装のファスナーを上げてください」と言った嗣永の言葉を聞き逃さずにフクムラダッシュで走ってきた逸話は記憶に新しい。そんな彼女が選んだのはもちろんBerryz工房。<この恋のブーケ ほしいならどうぞ>という歌詞を熱っぽい瞳で歌っていたら、その視線の先にいるのは嗣永桃子に違いない。果たしてこの変テコな片思い、成就するやいなや。



・小川麗奈(こぶしファクトリー)×「桜→入学式」

今年の<ひなフェス>での見所のひとつだと言えるのが、ともに2015年に結成されたこぶしファクトリーとつばきファクトリーがどんなパフォーマンスを見せてくれるかだ。ハロー!プロジェクトの未来を担う彼女たちが今年から<ひなフェス>へ参加。その中で唯一ソロに選ばれた小川麗奈にとっては負けられない戦いとなる。そして選んだのは、彼女たちと入れ替わるように2015年に無期限活動休止となったBerryz工房の楽曲だ。ハロー!プロジェクトでのデビューという入学式を果たした小川麗奈。桜の季節に、こぶしの花が咲き乱れる。



・和田彩花(アンジュルム)×「Take off is now!」

いま最も熱く、確実にオーディエンスを熱狂させるグループに成長したアンジュルム。そのリーダーである和田彩花が選んだのは、モーニング娘。『プラチナ 9 DISC』に収録された「Take off is now!」だ。当時のモーニング娘。の活動が現在に至るハロー!プロジェクト全体のパフォーマンス力を劇的に向上させたのは間違いないが、スマイレージ時代、アンジュルム時代と、ただひたすらにライブハウスで培ってきた実力は和田彩花をこの名曲にふさわしいほどの人物へと成長させた。<何も怖くはないわ 自由よ>という歌詞は、まさにこの日の和田彩花のためにある。現在進行形のハロー!プロジェクトの”今”を目の当たりにすることが出来るだろう。
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