【インタビュー】GEM・武田舞彩、「ロサンゼルス留学中は自分のことを忘れてもらってもいい」
先日、大きな衝撃とともに発表されたGEMのセンター・武田舞彩のロサンゼルス留学およびアイドル活動一時休止。3月23日にリリースされるGEMのニューシングル「Fine! ~fly for the future~」は、舞彩にとって、そして現体制のGEMにとって“一旦ラスト”の作品となる。
そこで、留学を控えた舞彩に、急遽、今の素直な気持ちなどを伺った。なお、インタビューを行なったのは、暴風雨のためにラゾーナ川崎でのリリースイベント(第一部)が中止になった、まさにそのタイミングである。
■ 2015年は焦ってました
── 何気に舞彩ちゃんにインタビューするのって初めてですよね。
舞彩:アンケートみたいな感じ以外で、こうやってお話するのは初めてですね。(イベント第二部開演時間の)16時まで時間があるので(笑)。
── 何の話がしたいですか?
舞彩:新曲!
── ま、そうですよね。じゃあ、新曲……の話をする前に、舞彩ちゃんの話といえば、やっぱり留学のことじゃないですか。で、いきなり余談から入りますが、2年前って何をしていました?
舞彩:2年前はちょうどデビュー前で。福井から東京に上京したのもそれぐらいの年ですね。
── その時はどんなことを考えていましたか?
舞彩:そのときは……デビューのためにずっと頑張ってきていたので、デビューしてからはなんか……それまではデビューが目標だったので、そこからは“何を目標にしよう”とか……。今はGEMとしてもう一度武道館に帰ることが夢なんですけども、当時は、ひとつひとつのライブをしっかりこなしていきたいな、とか。
── なるほどね。でも2年経ちまして、まさか自分がロサンゼルスに行くことになると思ってました?
舞彩:いや、思ってないですね。
── すごいよね、2年で。
舞彩:なんか、早いのか、いろいろあったのか、どっちなんでしょうね。
── 自分ではどっちだと思います?
舞彩:早かったですね。デビュー前はライブをすることがなかったので、自分の時間がすごくあったんですけども、グループ活動でライブなどがあると、その日に向けた練習とかがあるから今までよりも自分の時間が作れなくて、だから、ちゃんと成長ができなかったんじゃないかというか、もっと時間の使い方をうまくしないと、このまま、また2年経ってもそんなに変わらないんじゃないかと思って。
── じゃあ、これから舞彩ちゃんはロサンゼルス留学するわけですけど、今回の留学があるなしに関わらず、最近……たとえば2015年というのは、どちらかというと焦ってた気持ちのほうが多かった?
舞彩:はい。ほぼ焦ってました。
── へぇー、そうなんだ。時間の使い方っていう話だと、結構遅い時間に「これからジムに行って走ってきます」って書いてあって、“すごいな”と思って。ライブとか、お仕事を終えたあとにまだジムに行くんだ、って。
舞彩:(笑)。やっぱり時間がないので、寝る時間よりも自分のやりたいことをやりたいなと思って。
── 寝たほうがいいですよ(笑)。