痛快ロッキン・ロード・ムービー『ディスカヴァーデイル』、日本上陸

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デヴィッド・カヴァーデイルの隠し子だと信じる主人公が、ホワイトスネイクのヨーロッパツアーをバンド仲間と追いかける痛快ロッキン・ロード・ムービー『ディスカヴァーデイル』が、1月20日にBlu-ray/DVDで発売、日本初公開となる。デヴィッド・カヴァーデイル/ホワイトスネイク全面協力のもと、世界各地の映画祭で受賞、話題となった全ロックファン注目作品だ。

◆『ディスカヴァーデイル』映像、画像


主人公ジムはアイルランドのダブリンで活動するミュージシャン。彼のバンド“デッド・キャット・バウンス”はまるで鳴かず飛ばず、解散宣言したばかりだが、ひょんなことから彼は自分の父親が世界的ロック・スター、ホワイトスネイクのシンガーであるデヴィッド・カヴァーデイルであることを知る。ワールド・ツアー中の父と会うために、彼はバンド仲間の2人を引き連れて、ロンドン・ノルウェー・デンマークへの珍道中に旅立った。後先考えずの無銭旅行で、路上ライヴをやったり「泊めてくれたら××するよー」と持ちかけたりしながら、まだ見ぬ父を追いかける。はたして彼らはハード・ロック界のスーパースターと遭遇して、5ッ星ホテルとジャクジーのゴージャス・ライフを手にすることができるのか?



そんなストーリーの全編を彩るのが、ホワイトスネイクの新旧の名曲だ。「スティル・オブ・ザ・ナイト」や「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」などの世界的大ヒット曲から、「ライ・ダウン」「スウィート・トーカー」「ウッド・アイ・ライ・トゥ・ユー」といった初期のシブいブリティッシュ・ロックまでが盛り沢山で、観た後には彼らの昔のレコードを引っ張り出したくなる。随所に出てくるロック小ネタやバンド名も、マニアをニヤリとさせるものだ。

ジム(ジェイムズ・ウォルムズリー)、シェイン(シェイン・オブライエン)、デイモ(デミアン・フォックス)からなるデッド・キャット・バウンスはアイルランドのTVや舞台で活動するコメディ・バンドで、3枚のアルバムも発表、海外ツアーも行うなど、世界的な人気を博している。その脱力ギャグもさることながら演奏力も確かなもので、本作でも自らすべての楽曲を作曲・プレイしている。

ロンドンのロック名所がいくつも登場するのも見どころだ。クイーンのミュージカル『ウィ・ウィル・ロック・ユー』が上演されるドミニオン劇場やビートルズでおなじみアビー・ロード・スタジオ、数々のクラブやスタジオがあったソーホーの中華街など、本作はロック聖地巡礼の旅路でもある。ホワイトスネイクのファンから音楽マニア、ロード・ムービーの愛好家まで、『ディスカヴァーデイル』はデヴィッド・カヴァーデイルの人間像を“ディスカヴァー=発見”する音楽の旅路なのだ。


『ディスカヴァーデイル』

2016年1月20日発売
【Blu-ray】5,200円+税
【DVD】4,200円+税
監督:ジョージ・ケイン
出演:ジェイムズ・ウォルムズリー(ジム)/ シェイン・オブライエン(シェイン)/ デミアン・フォックス(デイモ)
協力:デヴィッド・カヴァーデイル・アンド・ホワイトスネイク / ブライアン・ティッシー 他
上映時間:82分
製作国:イギリス
画面サイズ:16:9
音声仕様:Blu-ray リニアPCMステレオ/ドルビー・デジタル・ステレオ
【アワード】
・ネバダ・フィルム・フェスティバル2012:ゴールデン・リール賞
・ブートレグ・フィルム・フェスティバル・エディンバラ2013:ベスト・ディレクター/オーディンエンス賞
・フライアーズ・クラブ・フィルム・フェスティバル ニューヨーク2013:ベスト・ナレイティヴ
・ベア・ボーンズ・フィルム・フェスティバル オクラホマ2013:ベスト・ドキュメンタリー(ノミネート)
・LA コメディ・フェスティバル 2013:ベスト・オブ・ザ・フェスト
・ゴールウェイ・フラー・フィルム・フェスティバル アイルランド2013:ベスト・インターナショナル 
・インディー・スピリット・フィルム・フェスティバル コロラド2013:ベスト・インターナショナル
・インターナショナル・フェスティバル・フォー・コメディ・ロマンス・アンド・ミュージカル インドネシア2013:優秀賞/ベスト・ディレクター(金賞)/ベスト・ライン・プロデューサー

◆『ディスカヴァーデイル』オフィシャルページ
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