アデル、3週連続で全米シングル／アルバム・チャートを制覇

今週の全米シング・チャート（Billboard Hot 100）は、依然アデルの「Hello」が強く、7週連続で1位に輝いた。2011年の「Rolling In The Deep」と並ぶ自己最長記録となった。

◆アデル画像

2～4位も変わらず、ジャスティン・ビーバーの「Sorry」、ドレイクの「Hotline Bling」、ジャスティンの「What Do You Mean?」がキープした。今週は動きが小さく、新たにトップ10入りした曲はなかった。

アルバム・チャート（Billboard 200）もアデルの『25』が1位の座をキープ。3週連続でシングル／アルバム両チャートを制覇した。『25』は3週間で、総計519万枚のセールスを記録している。年間のセールスが500万枚を突破するのは、同じくアデルの2ndアルバム『21』以来だという。『21』は2011年、582万枚を売り上げた。『25』が今年もっと早い時期にリリースされていたら、この記録を破っていた可能性は大きかった。

コールドプレイの新作『A Head Full Of Dreams』はUK同様、1位獲得はならず、2位にチャート・イン。3位は、ジャスティン・ビーバーの『Purpose』が先週の2位から1ランク・ダウンした。

今週はコールドプレイほか、ヒップホップ・アーティストG-Eazyのセカンド『When It’s Dark Out』（5位）、リック・ロスの8枚目のスタジオ・アルバム『Black Market』（6位）、オーストラリア出身の俳優／シンガーTroye Sivanのデビュー作『Blue Neighbourhood』（7位）が新たにトップ10入りしている。



Ako Suzuki