IRON MAIDENとオンキヨーがヘッドホンを共同開発、スティーヴ・ハリスがチューンした「ED-PH0N3S」、全メンバーのカスタムEQ搭載アプリも登場

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オンキヨー&パイオニアイノベーションは、IRON MAIDENのベーシストであり創始者・共同プロデューサーでもあるスティーブ・ハリスと共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S」を2016年1月下旬より発売する。また、IRON MAIDENのモチーフをデザインしたスマートフォンアプリ「Maiden Audio App」のダウンロード提供を開始した。

スティーブ・ハリスとの共同開発による「ED-PH0N3S」は、IRON MAIDENファンやロック・ヘヴィメタルファンが音楽を最大限に楽しめるよう全周波数帯域においてチューニングし、明瞭な音を実現。専用設計の40mmドライバーは中域と高域をクリアに再現できるようチタンコートを採用、サブチャンバーを複数持つ構造とすることで、美しく響く力強い低音を生み出す。また、銀メッキ端子と厳選された太いコードにより、音声信号を正確にドライバーに伝達する。


IRON MAIDENの最新アルバム『The Book of Solus』では、スティーブ・ハリスがこのモデルを使用してミキシングを行っている。

“The Book Of Souls”を製作するにあたって、ファンが聴く環境考え上で良いヘッドホンが欲しかった。レコーディングが始まる1年半も前から探していたが、求めているロックとヘヴィメタルに最適なヘッドホンが世の中に全く無かった。いくら探しても高域と低域を強調して、中域のニュアンスを疎かにする「ダンスミュージック向け」のヘッドホンばかりだった。探している音は、帯域幅が広く中域もきちんと出ていて、ロックとヘヴィメタルの複雑さが伝わるヘッドホンだった。オンキヨーにいる知り合いが「きっと求めている音を作れる」と言ってくれた。そこから共同開発を始め、求めている音を追求するために、周波数の違うドライバー、素材、コード材、端子類など、ありとあらゆる組み合わせを試し、パラメータの試行錯誤を行い、最適なバランスを見つけ出した。本当に最終仕様に満足している! ――― スティーブ・ハリス

■メンバーのカスタムEQを搭載したアプリ「Maiden Audio App」

IRON MAIDENの全メンバーが、それぞれ求めている音に設定したカスタムEQ(イコライザー)を搭載したプレイヤーアプリも登場。「Maiden Audio App」はiOS、Androidに対応し、Apple App Store、Google Play Storeでダウンロードが可能だ。

デザインにはIRON MAIDENのモチーフを取り入れ、各メンバーがそれぞれ調整した特別なEQ設定を選択可能。MP3やAACなどのフォーマットの再生が可能なほか、有料の「Maiden Audio HD-pack」を利用すれば、DSD などのハイレゾフォーマットの再生が可能になる。


▲バンドのモチーフを取り入れたデザインを採用した再生アプリ。メンバー自身がカスタムしたEQが選択できる(画面右上)。

製品情報

<おもな仕様>
ドライバーサイズ:40mm
形式:密閉型ダイナミック(チタンコート振動板)
再生周波数帯域:10-27,000Hz
出力音圧レベル:105dB
インピーダンス:32Ω
最大入力:800mW(JEITA)
質量:245g(コード含む)
ケーブル超:1.6m
プラグ:3.5mmステレオミニプラグ
付属品:6.35mm標準プラグアダプター

◆ED-PH0N3S
39,800円(税込)
発売予定時期:2016年1月下旬

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