ブライアン・メイの怪奇映画、ハロウィーン・ナイトで公開
米ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは、ハロウィーンの時期、ミュージシャンと提携したホラー・アトラクションやイベントを開催しているが、今年は、ブライアン・メイが所有する古いステレオカードをもとに作られ、彼が音楽も手がけた短編怪奇映画『One Night In Hell』を公開している。
◆『One Night In Hell』画像
ブライアンは40年以上前からこのDiableries cardと呼ばれる、1860年代から1900年頃フランスで作られた悪魔や魔物を描いたステレオカードを集めてきたそうだ。
彼は、「カードの現物を見ればわかるけど、ものすごく素晴らしいんだ」と『Billboard』誌に語った。「1970年ころ、(ロンドンの骨董市)ポートベロー・ロード・マーケットで偶然見かけたんだ。店の人に“見てごらん、Diableriesって言うんだ。こんなもの見たことないはずだ”って言われた」
「白黒で、骸骨がとても美しく彫られていて、おかしなことしている姿が描かれていた。“これ、なに? どこから来たの? どんな意味があるの?”って訊いたけど、誰も答えられなかった。だから、このカードの真実を探し求めるのに40年も費やすことになったんだ」
今回公開される『One Night In Hell』は6分ほどの短編映画だが、ブライアンは長編映画も制作したいと考えているそうだ。
『One Night In Hell』はすでに世界各地の20もの映画祭で上映されている。ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは9月18日から11月1日まで公開される。
Ako Suzuki
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