【イベントレポート】出陣行列・川中島合戦の再現に、GACKT謙信登場

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戦国時代の名将・上杉謙信公の遺徳を偲び、大正15年から毎年開催されている<謙信公祭>が、今年も謙信公のふるさと・新潟県上越市で8月22&23日に開催され、GACKT謙信が登場した。

◆GACKT謙信画像

8月23日(日)には、甲冑姿の勇壮な武者たちによる出陣行列が行われ、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で謙信役を演じたGACKTが謙信に扮装し、上杉軍を率いて出陣した。沿道が観客で埋め尽くされる中、馬にまたがったGACKT謙信が大勢の武者を従えて登場すると、観客からひときわ大きな歓声が沸きあがった。


行列も終盤に差しかかり、GACKT謙信が号令をかけると、武者のみならず沿道に詰めかけた観客も一体となって鬨(とき)の声をあげ、祭りも大いに盛り上がった。出陣行列には一般応募から選ばれた約400人が鎧武士衣装や甲冑などに身を包み参加する大行列となった。

「今年は気温が低かったこともあり熱中症になる人も少なく、見ていて安心しました。年々こうやって人が増えている祭りですが、来年は新たな仕掛けをたくさん作って日本を代表する祭りとしてさらに盛り上げ、大きなイベントとして成功出来る様、市と民間と協力してやっていこうと思います。楽しみにしていて下さい。」──GACKT


第90回「謙信公祭」

「謙信公祭」は、上越市の英雄、上杉謙信公の遺徳を称え行われている祭。鎧兜に身をつつみ、槍刀を持った千人規模の武者たちが、舞台となる春日山城史跡広場まで勇壮な出陣行列を行う。街道の要所要所で鬨の声や鼓舞などが催され、こども武者行列もあり、見どころ満載。また、その後に行われる騎馬軍団が駆け回り、両軍の戦略や戦況が、まるで映画のストーリーのように進む川中島合戦の再現は、臨場感たっぷり、迫力満点で、他では見られない本格的なイベントで、毎年多くの「戦国」ファンを魅了している。2007年より、NHK大河ドラマで上杉謙信公を演じたGACKTを謙信役に迎え、壮麗な祭りの雰囲気に華やぎが加わり、新潟でも有数な夏の祭典の一つとなっている。
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